ドイツ悲劇の根源 (下) (ちくま学芸文庫 ヘ 3-6)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480084941

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  • 『ドイツ悲劇の根源』第2部「アレゴリーとバロック悲劇」及び悲劇論に関連する諸論考・覚書を収める。形式において文学の事象内実が真理内実へと変容することを証明することが哲学的批評の対象である―これは言い換えれば事象を理念のうちに救出するということになろうか。この論文の認識批判的テーゼには、単なる文芸批評にとどまらないベンヤミン的歴史哲学的認識の萌芽が含まれている。その点において、『根源』の内容は後のベンヤミンの思考にも潜在しているのは間違いない。

  • 「〔神学的-政治的断章〕」「暴力批判論」のみ

  • 原書名:Ursprung des deutschen Trauerspiels

    第2部 アレゴリーとバロック悲劇
    付 参考資料

    著者:ヴァルター・ベンヤミン(Benjamin, Walter, 1892-1940、ドイツ・ベルリン、文芸評論家)
    訳者:浅井健二郎(1945-、ドイツ文学)

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著者プロフィール

1892-1940 ドイツの思想家・文学者。「ドイツ悲劇の根源」「パサージュ論」など

「2011年 『ベンヤミン・アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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