美術という見世物

  • 筑摩書房 (1999年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480084958

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

近代美術の概念とその背景を探る本書では、明治時代における文化の多様性が描かれています。開国によって流入した異文化が、いかにして新たな美術観を形成したのかを考察し、特に「美術」と「美術でないもの」との境...

感想・レビュー・書評

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  • 開国、そして異文化の流入によって花ひらいた転換期・明治。現在の素地となる様々な出来事や潮流が生まれた明治文化の多様性をご紹介します。
    <閲覧係より>
    近代美術とは?そもそも近代の線引きとは?「美術」という造語が生まれた明治。近代と前近代という線引きをはじめ、多くの事柄を分類・仕分けしてきた中には「美術」と「美術でないもの」という線引きもあったに違いない。その「~でないもの」と断定された造形表現の数々に見世物がある。兵庫県立近代美術館の学芸員でもあった著者が、その線引きを探ることで「近代」を考察する。
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    所在番号:文庫||702.1||キナ
    資料番号:10166503
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  • 明治時代以降に確立する「美術」という西洋的・近代的制度が覆い隠してしまった、「見世物」としての(大衆的な、キッチュな、体系化を逃れる混沌とした)視覚的営為について。

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著者プロフィール

木下 直之(きのした・なおゆき):1954年、浜松市生まれ。東京藝術大学大学院中退、兵庫県立近代美術館・東京大学総合研究博物館、東京大学文化資源学研究室教授をへて、現在、静岡県立美術館長、東京大学名誉教授。近代の美術や写真、見世物、祭礼、ニセモノ、記念碑、建築、彫刻、博物館、動物園などなどを取り上げ、日本の「注目されてこなかった」文化を研究してきた。著書に『美術という見世物──油絵茶屋の時代』(サントリー学芸賞)、『写真画論──写真と絵画の結婚』(重森弘淹写真評論賞)、『わたしの城下町──天守閣からみえる戦後の日本』(芸術選奨文部科学大臣賞)、本書の続編『せいきの大問題──新股間若衆』など著書多数。2015年春の紫綬褒章受賞。



「2025年 『増補 股間若衆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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