エクリチュールの零(ゼロ)度 (ちくま学芸文庫)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 337
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480085238

作品紹介・あらすじ

「文学的形式(フォルム)を"アンガジェさせる"こと」と「サルトル的アンガージュマンをマルクス主義化すること」という二重の企図のもとに書かれた『エクリチュールの零(ゼロ)度』は、サルトルの『文学とは何か』によるブルジョワ的"文学"神話の"脱神話化"の試みを引き継ぐとともに、その人間主義的限界の乗り超えを目指した。言語体(ラング)とも文体(ステイル)とも異なる文学の第三の形式的現実としての『エクリチュール』は、はたして"文学"を解明したのか。つねに現代思想の先頭を走り続けつつ、変貌を重ねたバルトのエクリチュールの冒険のすべては、ここから始まった。

感想・レビュー・書評

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  • マルクス主義とか記号論とかシュールレアリスムとかの主義が先立ってるような気がした。
    「存在と時間」なんかは難しくて理解できないって感じだったけど、これは本人がそもそも思うままに書いてるのでは?というような理解のできなさだった。 
    自分が論じてるものを著作で表現したのかな?という気もしたけど、多分そうじゃないんだろうなぁ。

  • バルトが文学の新たな分析概念として持ち出すのが、言語体・文体とは異なる領域としての「エクリチュール」。その相の下でバルトはマルクス主義の地平から文学を解明しようとする。文学を批評的に論じる際、この理論を知っていることが大前提となっているのだろうと予想させるほどに、エクリチュールの射程は長い。

  • 文章とか文体とか文学とか、エクリチュールとかについて考える。でもよくわかんない。こともないこともなかったけれども、ひとまずは少しずつでもこの本に出てきた本を読んでいってみるかな、と思う。この本を読んだ動機の半分は仕事のための勉強です。

  • 何とか読み終えましたが、む…難しいです;;

  • 9/13
    もっと勉強してから読み直します。
    ラングとスタイルの間。

  • これでもかというほど難解。解説のページがむちゃくちゃ厚い<br>
    とちゅうで投げました orz

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著者プロフィール

1915年、シェルブールに生まれる。1980年、パリにて没する。哲学者、記号学者、批評家。主な著作に、『零度のエクリチュール』(1953年。みすず書房、2008年)、『モードの体系』(1967年。みすず書房、1972年)、『S / Z』(1970年。みすず書房、1973年)、『ロラン・バルトによるロラン・バルト』(1975年。みすず書房、2018年)、『恋愛のディスクール・断章』(1977年。みすず書房、2020年)、『明るい部屋――写真についての覚書』(1980年。みすず書房、1985年)などがある。

「2021年 『恋愛のディスクール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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