エクリチュールの零(ゼロ)度 (ちくま学芸文庫)

制作 : Roland Barthes  森本 和夫  林 好雄 
  • 筑摩書房
3.34
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本棚登録 : 311
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480085238

作品紹介・あらすじ

「文学的形式(フォルム)を"アンガジェさせる"こと」と「サルトル的アンガージュマンをマルクス主義化すること」という二重の企図のもとに書かれた『エクリチュールの零(ゼロ)度』は、サルトルの『文学とは何か』によるブルジョワ的"文学"神話の"脱神話化"の試みを引き継ぐとともに、その人間主義的限界の乗り超えを目指した。言語体(ラング)とも文体(ステイル)とも異なる文学の第三の形式的現実としての『エクリチュール』は、はたして"文学"を解明したのか。つねに現代思想の先頭を走り続けつつ、変貌を重ねたバルトのエクリチュールの冒険のすべては、ここから始まった。

感想・レビュー・書評

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  • バルトが文学の新たな分析概念として持ち出すのが、言語体・文体とは異なる領域としての「エクリチュール」。その相の下でバルトはマルクス主義の地平から文学を解明しようとする。文学を批評的に論じる際、この理論を知っていることが大前提となっているのだろうと予想させるほどに、エクリチュールの射程は長い。

  • 文章とか文体とか文学とか、エクリチュールとかについて考える。でもよくわかんない。こともないこともなかったけれども、ひとまずは少しずつでもこの本に出てきた本を読んでいってみるかな、と思う。この本を読んだ動機の半分は仕事のための勉強です。

  • 何とか読み終えましたが、む…難しいです;;

  • 9/13
    もっと勉強してから読み直します。
    ラングとスタイルの間。

  • これでもかというほど難解。解説のページがむちゃくちゃ厚い<br>
    とちゅうで投げました orz

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著者プロフィール

フランスの批評家・思想家。1953 年に『零度のエクリチュール』を出版して以来、現代思想にかぎりない影響を与えつづけた。1975 年に彼自身が分類した位相によれば、(1)サルトル、マルクス、ブレヒトの読解をつうじて生まれた演劇論、『現代社会の神話』(2)ソシュールの読解をつうじて生まれた『記号学の原理』『モードの体系』(3)ソレルス、クリステヴァ、デリダ、ラカンの読解をつうじて生まれた『S/Z』『サド、フーリエ、ロヨラ』『記号の国』(4)ニーチェの読解をつうじて生まれた『テクストの快楽』『彼自身によるロラン・バルト』などの著作がある。そして『恋愛のディスクール・断章』『明るい部屋』を出版したが、その直後、1980 年2 月25 日に交通事故に遭い、3 月26 日に亡くなった。没後も、全集や講義ノート、日記などの刊行が相次いでいる。

「2018年 『声のきめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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