マハーバーラタ 8 第8巻(1-49章): 原典訳 (ちくま学芸文庫 マ 14-8)
- 筑摩書房 (2005年5月1日発売)
本棚登録 : 31人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480086082
作品紹介・あらすじ
クル軍とパーンダヴァ軍との間に、驚異的な戦闘が行なわれた。ドゥルヨーダナから軍司令官に任命されたカルナはアルジュナと雌雄を決することを誓い、シャリヤを御者にしてほしいと懇願する。シャリヤは嫌がったが、ドゥルヨーダナが説得した。ユディシティラはカルナの襲撃により退却を余儀無くされる。アルジュナは特攻隊の群を殺戮してから、カルナがパーンダヴァ軍を敗走させている戦場へ赴く。死神のように恐るべき働きをするカルナが無事であることを聞いて、ユディシティラはアルジュナを臆病者呼ばわりする。ユディシティラに忿怒し殺意を抱いたアルジュナをクリシュナが制止した。
感想・レビュー・書評
-
訳者の急逝により途絶してしまった「カルナの巻」(カルナ・パルヴァン)。カルナは不運な人物で、パーンダヴァ兄弟の母親クンティーが若気の至りで、太陽神との間にもうけてしまい、捨てられ、御者に拾われて育てられた「認知されざる長兄」なのである。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示