本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (537ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480086495
作品紹介・あらすじ
『神話から物語へ(ハディングスのサガ)』は、サクソ・グラマティクス『デーン人の事績』中の一物語の研究。特定著者による神話の翻案・変奏の手法分析の試みは、文芸理論として読むこともできよう。『戦士の幸と不幸』は、第二機能に焦点を合わせた重要作。戦士および戦士機能が宿命的に帯びる諸相、その栄光と悲惨、功業と罪と罰がいきいきと描かれる。比較の触手は北米インディアンの儀礼にまで伸び、いっそう広範な視野をもった。ともに本邦初訳。デュメジル神話論集成たる本コレクション全四巻は、ここに完結を迎えた。
感想・レビュー・書評
-
デュメジルが何故面白いのか。最近思いついた理由はデュメジルの著作にはデュメジルの個性がしっかり表れてるからかなあ…ということ。『戦士の幸と不幸』はマハーバーラタ大好きなのでしっかり読みました。英雄は何故罪を背負うのか?私自身もっと考えながら読んでいきたい。
引用は一つだけ。デュメジル先生によるドゥルヨーダナdisを(笑)デュメジルは結構好き嫌いの感情を著作の中にはっきり出すような気がします。デュメジルが何を好きなのか、本当のところは私には分からないんだけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示