妖怪の民俗学 (ちくま学芸文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
3.49
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本棚登録 : 182
感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480086990

作品紹介・あらすじ

妖怪はいつ、どこに現われるのだろうか?妖怪の出てくる場所は決まっていて、特定の相手をえらばず、大勢の人間に対して何かを交渉しようとするという。-「都市の周辺」「たそがれ時」「若い女性」などはそのキーワードである。日本各地の調査と柳田国男・井上円了らの研究の再検討を通じて、様々な怪異現象を分析し、妖怪とは何か、妖怪のトポロジーとはどのようなものか、さらに都市空間の持つ魔性についても探究する。

感想・レビュー・書評

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  • 妖怪というより、うわさ話に近い題材を取り扱っている一冊。
    非常に判りやすく、今まで民俗学の書籍を読んだことがない方にもお勧め出来そうです。
    ただ、何故若い女性と怪異を結びつけられるのか、著者の見解はあまりこの本では触れられていないので他の本も読む必要がありそうです。

  • 1 妖怪のとらえ方
    2 化物屋敷考
    3 妖怪のトポロジー
    4 都市の妖怪
    参考文献
    あとがき
    解説 常光徹

  • めずらしく小説以外に手をだしてみる。
    女性と妖怪は縁が濃いのか、そういえば、と認識させられる

  • すごく気になるのでいつか読んでみたいです。

  • 要点。
    辻と境について。
    姑獲鳥について。
    妖怪のトポロジー。

  • とてもわかりやすく解説されていました。
    挿絵もあったり、水木しげるさんを例に出したりと妖怪について興味を持っている方は満足していただけると思います。

  • 妖怪というものの存在について語ってくれますが
    妖怪だけでなく逢魔が時とか、妖怪の怪異、怪談など
    幅広く説明してくれています。

    妖怪というものやそれにまつわる民俗学について
    何も知らない無い方は、読んでみるとなんとなく
    日常における視野が変わると思いますよ。

  • とはいっても、あまり古い題材は扱っていない。
    井上円了先生や柳田先生に始まる妖怪を扱った民俗学の考察から、現代に生きる妖怪、若い女性(あるいは子供)の霊的な関係、境界についてなどわかりやすく書いてありました。
    現代に近いオカルト話についても考察しているんだけど、原因は何かとかそういう話でなくて、そういう噂が立つ理由、昔ながらの怪談との共通点を探っていた所が面白いよ!

  • ちょっと想像してたのと違う。。
    学物的に妖怪のことを知りたい!って人向けです。

    でも読んで損はなし。

  • 課題の為、読みました

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著者プロフィール

1936-2000年。神奈川県に生まれる。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授,神奈川大学教授などを歴任。筑波大学名誉教授。元日本民俗学会会長。文学博士。専攻は民俗学。民間信仰,都市民俗はじめ広汎なテーマで、歴史学等の周辺分野とも連携しながら業績をのこした。『日本の民俗学』『ミロク信仰の研究』など著作多数。

「2019年 『民俗学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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