快読100万語!ペーパーバックへの道 (ちくま学芸文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
3.55
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  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 418
感想 : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480087041

作品紹介・あらすじ

あなたも分厚いペーパーバックがスラスラ読めるようになります!コツは「辞書をひかない」「わからない語はとばす」「むずかしかったらすぐ投げ出して次の本に移る」。いままでのようなつらい勉強は不要です。やさしすぎるくらいやさしい本からはじめて、無理なく読めるレベルの本をたくさん読んでいるうちに、読書量が100万語に届くころには、ペーパーバックも英語のホームページも楽しめる、ほんとうの英語力が身につくのです。思いきった多読指導で、たくさんの生徒の力を飛躍的に伸ばしてきた著者ならではの、実践・英語習得法。

感想・レビュー・書評

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  • 多読関係の本や資料で、たびたび参考文献として名前を見かけていた本書。
    著者が電気通信大学の授業で実践してきた英語多読の方法や効果を綴っています。
    私自身、現在英語多読に挑戦中なので、今の自分がどのあたりのレベルまできているかの確認のために読んでみました。

    英語多読は、辞書はひかない、わからない単語は読み飛ばす、途中でやめてOKという原則があり、学校で英語を習ったときの方法とはだいぶ違います。
    私も最初はこのおおらかさに戸惑ったのですが、慣れてしまうと純粋にストーリーを楽しめるようになって、英語への苦手意識が随分なくなりました。
    第2部の理論編では学校英語で常識と思われていることがなぜよくないのか、なぜ英語多読なのかを解説していて、中学の頃に私が英語嫌いになった理由の根っこがわかった気がしました。

    本書の刊行は2002年で約20年前の本なので、多読用の図書として紹介されているシリーズは少ない印象。
    現在はもっとたくさんの種類の多読に使える本やサイトがあるので「何を読んだらよいか」などは、ほかの本を参考にするのがよさそうです。

  • ペーパーバックを読むために
    「わからないところを飛ばす」
    「辞書は引かない」
    「和訳しない」
    「進まなくなったらただちにやめて次の本に手を出す」

    実際読む時に、意識することで大事なことは、長文に見える文も、短い「意味のかたまり」の連続ということ。
    頭の中で音読したら、かたまり読みができない。
    →意味のかたまりを意識することが読む時に一番重要なポイントだと思った。

    英語力=英語量
    量をたくさん読むこと
    一番やさしいレベルからはじめる
    おもしろかったら何度でも読む

    さてさて洋書を読もう。

  • 洋書を多読していく上で挫折する前にガイドが必要であろうかと思い購入。もうすでにツライのですが…。読みながら和訳してはいけない。辞書を使用してはいけない。わからない単語は飛ばして読め。「そんなことしたら内容がわからんじゃん」という疑問をこと細かに説明してくれている。わかった気がする…。無理せずにやさしい本から読んでいきなさいということ。学校の英語教育を完全否定していて「じゃあ今までの勉強はなんだったのさ」と言いたいところだが、あまり勉強しなかったので異論はありません。参考にして洋書を楽しみたいと思います。

    • hyoshi52さん
      はじめまして。よっしーです。
      自分も一時期、洋書に憧れこの本を読みました。その後、児童書を10冊くらい読んでみましたが、最近は忙しさにかまけ...
      はじめまして。よっしーです。
      自分も一時期、洋書に憧れこの本を読みました。その後、児童書を10冊くらい読んでみましたが、最近は忙しさにかまけて読めてません。気分がノッた時に読むのが良いと信じてるので、気長に続けるつもりです(^^)
      2012/04/30
    • tamakoroさん
      はじめまして。よっしーさん。
      コメントありがとうございます。
      この本を参考にして洋書に何冊か挑戦しております。なかなか単語が覚えられないもの...
      はじめまして。よっしーさん。
      コメントありがとうございます。
      この本を参考にして洋書に何冊か挑戦しております。なかなか単語が覚えられないもので苦戦しています。確かに気分がノッている時に読むのがいいかもしれませんね^^
      2012/05/01
  • ペーパーバックを簡易版から原著版にまでステップアップしてゆきながら、英文学を味わうための指南本。試験で良い成績を取るためのものではない。

    指南のポイントは、「適当に読み飛ばす」事。

    ところが、分からない所を放って進むのは至難の技。加えて「和訳もしない」というのは無茶じゃないか?「語順通りの解釈」(=動詞に戻らない)については理解出来る。

    シャドーイングの効用も触れているが、同じ事を機械的に(10回)繰り返すのは普通の学習者にとって簡単な事でない。自分も通勤の際に何度かやってはいるが、どうしても続かない。

    読む事の大切さは理解するも、最大効率のある具体的学習法(英文理解法)について触れられていない事が残念。それともやはり、“学習法”などは存在せず、愚直に100万語読んだ者だけに与えられる特権なのかもしれないが、、、、

    オススメされている本から、著者のセンスを感じる。

  • わからない箇所を読み飛ばす、未知語を辞書で調べない。挫折しないでペーパーバックを読むためのハウツー本である。

    著者のcommunicative grammarに言及した英文読解法、theなどコーパスで最頻出語の語彙理解など、理論編の説明は非常に有用である。また、TOEICや『ロイヤル英文法』に対する著者の言わんとすることも的を射ている。

    一方で、わからない箇所はわからないまま読む、謂わゆる「ざる読み」の重要性を説く著者のスタンスにいまいち同意しかねる。

    本書の中で、ペーパーバックを読んで「訳せと言われたらできないけど、わかる」(114頁)という大学生の発言が紹介されている。わたしは、これを読んで耳を疑った。

    確かに、洋書を読んでいて文構造が掴みにくく、日本語で「ここは、こう言ってるんだよね」と和訳というよりは意訳することはある。たとえば、挿入句や関係副詞節など。しかし、英語だけを読んで日本語にはできないけど言いたい事がわかった、というのはわかった「つもり」になっていないだろうか。つまり、意味もわからぬまま僧侶の真似をしてお経を唱えるのと大差ないのではないか。もちろん、物語を味わうのではなく、粗筋を掴む程度に読むなら話は別かもしれないが。

    英語を英語で解釈することはある。しかし、これは簡単な外国語(決まり文句)を日常的に使う場合の話のように思う。たとえば、How are you?やWhat do you do?は何度も耳にするので、いちいちこういう語のまとまりを脳内で訳すことはない。しかし、What are you doing?と食事中に会話しているときに、友人にいきなり尋ねられたとしよう。そしたら、「いま何しているの?」という質問に「I am eating a club sandwich」と答えたら馬鹿にしているのか、となる。なので、刹那的に脳内では「What do you do?」の進行形だから「いまは何の仕事をしているの?」と尋ねられたと脳内に思考(日本語)が介入する。つまり、外国語に触れるときには、思考(母語)の影響はある。

    わからない箇所をわからないままにすることは、母語では当たり前にある。ゆえに、外国語も同じようにすれば良いは、(もしできるとすれば)理想的だ。しかし、母語と外国語では、コンテクストに対する理解度をはじめ様々な違いがある。つまり、単語や文法の理解なしに母語のように外国語をすらすら読めるようにはならないように思える。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000052755

  • 紹介者 じゅんじゅん@東京

    今から多読をはじめたくなる1冊!
    出版から19年経っていますが、今も昔も変わらぬ多読の原点がここにあります。Happy Reading!!

  • 一歩一歩レベルを上げ、とにかく量をこなす。
    その際、訳したり、音読したりしない。
    わからなくても、辞書をひかない。
    つまらなければ止める。

    いろんな表現に触れることで、自然と使えるようになる。

    まさに、習うより慣れろ。
    こういうものなのかもしれない。

  • 英語多読の方法、効用などが書かれた本。
    かなり簡単な本から読み始め、意味が分からなくてもリズミカルに読むことを目標とする。
    決して辞書をひいてはならない。これが原則。
    ある程度のスピードで読むことができるようになったら、徐々にレベルを上げていく。分速200ワードが目標。
    そのための多読用の本というものがあり、それに沿って読んでいけばレベルを上げることができる。
    やってみようかな。

  • 一旦借りたが、それなり
    2016.3.22

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