快読100万語!ペーパーバックへの道: 辞書なし、とばし読み英語講座 (ちくま学芸文庫 サ 10-2)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 435
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480087041

作品紹介・あらすじ

あなたも分厚いペーパーバックがスラスラ読めるようになります!コツは「辞書をひかない」「わからない語はとばす」「むずかしかったらすぐ投げ出して次の本に移る」。いままでのようなつらい勉強は不要です。やさしすぎるくらいやさしい本からはじめて、無理なく読めるレベルの本をたくさん読んでいるうちに、読書量が100万語に届くころには、ペーパーバックも英語のホームページも楽しめる、ほんとうの英語力が身につくのです。思いきった多読指導で、たくさんの生徒の力を飛躍的に伸ばしてきた著者ならではの、実践・英語習得法。

感想・レビュー・書評

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  • 多読関係の本や資料で、たびたび参考文献として名前を見かけていた本書。
    著者が電気通信大学の授業で実践してきた英語多読の方法や効果を綴っています。
    私自身、現在英語多読に挑戦中なので、今の自分がどのあたりのレベルまできているかの確認のために読んでみました。

    英語多読は、辞書はひかない、わからない単語は読み飛ばす、途中でやめてOKという原則があり、学校で英語を習ったときの方法とはだいぶ違います。
    私も最初はこのおおらかさに戸惑ったのですが、慣れてしまうと純粋にストーリーを楽しめるようになって、英語への苦手意識が随分なくなりました。
    第2部の理論編では学校英語で常識と思われていることがなぜよくないのか、なぜ英語多読なのかを解説していて、中学の頃に私が英語嫌いになった理由の根っこがわかった気がしました。

    本書の刊行は2002年で約20年前の本なので、多読用の図書として紹介されているシリーズは少ない印象。
    現在はもっとたくさんの種類の多読に使える本やサイトがあるので「何を読んだらよいか」などは、ほかの本を参考にするのがよさそうです。

  • ペーパーバックを読むために
    「わからないところを飛ばす」
    「辞書は引かない」
    「和訳しない」
    「進まなくなったらただちにやめて次の本に手を出す」

    実際読む時に、意識することで大事なことは、長文に見える文も、短い「意味のかたまり」の連続ということ。
    頭の中で音読したら、かたまり読みができない。
    →意味のかたまりを意識することが読む時に一番重要なポイントだと思った。

    英語力=英語量
    量をたくさん読むこと
    一番やさしいレベルからはじめる
    おもしろかったら何度でも読む

    さてさて洋書を読もう。

  • 洋書を多読していく上で挫折する前にガイドが必要であろうかと思い購入。もうすでにツライのですが…。読みながら和訳してはいけない。辞書を使用してはいけない。わからない単語は飛ばして読め。「そんなことしたら内容がわからんじゃん」という疑問をこと細かに説明してくれている。わかった気がする…。無理せずにやさしい本から読んでいきなさいということ。学校の英語教育を完全否定していて「じゃあ今までの勉強はなんだったのさ」と言いたいところだが、あまり勉強しなかったので異論はありません。参考にして洋書を楽しみたいと思います。

    • hyoshi52さん
      はじめまして。よっしーです。
      自分も一時期、洋書に憧れこの本を読みました。その後、児童書を10冊くらい読んでみましたが、最近は忙しさにかまけ...
      はじめまして。よっしーです。
      自分も一時期、洋書に憧れこの本を読みました。その後、児童書を10冊くらい読んでみましたが、最近は忙しさにかまけて読めてません。気分がノッた時に読むのが良いと信じてるので、気長に続けるつもりです(^^)
      2012/04/30
    • tamakoroさん
      はじめまして。よっしーさん。
      コメントありがとうございます。
      この本を参考にして洋書に何冊か挑戦しております。なかなか単語が覚えられないもの...
      はじめまして。よっしーさん。
      コメントありがとうございます。
      この本を参考にして洋書に何冊か挑戦しております。なかなか単語が覚えられないもので苦戦しています。確かに気分がノッている時に読むのがいいかもしれませんね^^
      2012/05/01
  • ペーパーバックを簡易版から原著版にまでステップアップしてゆきながら、英文学を味わうための指南本。試験で良い成績を取るためのものではない。

    指南のポイントは、「適当に読み飛ばす」事。

    ところが、分からない所を放って進むのは至難の技。加えて「和訳もしない」というのは無茶じゃないか?「語順通りの解釈」(=動詞に戻らない)については理解出来る。

    シャドーイングの効用も触れているが、同じ事を機械的に(10回)繰り返すのは普通の学習者にとって簡単な事でない。自分も通勤の際に何度かやってはいるが、どうしても続かない。

    読む事の大切さは理解するも、最大効率のある具体的学習法(英文理解法)について触れられていない事が残念。それともやはり、“学習法”などは存在せず、愚直に100万語読んだ者だけに与えられる特権なのかもしれないが、、、、

    オススメされている本から、著者のセンスを感じる。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000052755

  • 紹介者 じゅんじゅん@東京

    今から多読をはじめたくなる1冊!
    出版から19年経っていますが、今も昔も変わらぬ多読の原点がここにあります。Happy Reading!!

  • 一歩一歩レベルを上げ、とにかく量をこなす。
    その際、訳したり、音読したりしない。
    わからなくても、辞書をひかない。
    つまらなければ止める。

    いろんな表現に触れることで、自然と使えるようになる。

    まさに、習うより慣れろ。
    こういうものなのかもしれない。

  • 英語多読の方法、効用などが書かれた本。
    かなり簡単な本から読み始め、意味が分からなくてもリズミカルに読むことを目標とする。
    決して辞書をひいてはならない。これが原則。
    ある程度のスピードで読むことができるようになったら、徐々にレベルを上げていく。分速200ワードが目標。
    そのための多読用の本というものがあり、それに沿って読んでいけばレベルを上げることができる。
    やってみようかな。

  • 一旦借りたが、それなり
    2016.3.22

  • レベルに従って読むので、まだ読了はかなり先になりそう。ガイドとしては、かなりいい本だと思う。""

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