源氏五十四帖題詠 (ちくま学芸文庫 ツ 5-1)

著者 : 塚本邦雄

• 筑摩書房 (2002年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[yamaitsuさんの感想 · 2012年9月12日]

源氏物語の中で歌われた歌を中心にして、全五十四帖の概要を追ってゆく構成の本です。いつか源氏物語を原文で全部読みたいなあと思いつつ、それだけのパワーがないので妥協案として読みました。
おおまかな流れはこれでつかめますが、やっぱりいつか頑張って原典を読みたい。

著者プロフィール

1920年生まれ。2005年没。歌人。51年、第1歌集『水葬物語』刊行、以後、岡井隆、寺山修司らと前衛短歌運動を展開。現代歌人協会賞、詩歌文学館賞、迢空賞、斎藤茂吉短歌文学賞、現代短歌大賞など受賞。

「2023年 『夏至遺文　トレドの葵』 で使われていた紹介文から引用しています。」