かぶき 様式と伝承 (ちくま学芸文庫)

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  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480088963

作品紹介・あらすじ

日本の芸能研究に大きな足跡を刻んだ著者の、幻の名著。荒事、悪態、かるわざ、六法などかぶきの様式の源流について、また猿若、道化といった役柄の出現と変遷について、さらにそうした芸能を担った人々の実像について、独自な視点で掘り下げた、克明な考証的研究。既成の演劇理論に捉われず、広く民俗芸能を視野に入れ、社会史・風俗史からのアプローチも取り入れて、時代の息吹のなかでのかぶき生成の実相に迫った本書は、その後の研究に大きな影響を与えた。

著者プロフィール

郡司正勝(ぐんじ まさかつ)
1913年北海道生まれ。旅まわりの一座が来ていたころの薄野で育つ。早稲田大学名誉教授。歌舞伎研究に新しい地平を開き、様式美の究明に成果をのこした。五世坂東玉三郎の当たり役「桜姫東文章」など南北作品の復活上演や、監修、演出への功績でも知られる。1998年逝去。著書に『おどりの美学』『かぶきの美学』『童子考』『郡司正勝刪定集』(全6巻)ほか多数。

「2016年 『鶴屋南北 かぶきが生んだ無教養の表現主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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