日本語のリズム: 四拍子文化論 (ちくま学芸文庫 へ 4-3)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480089427

作品紹介・あらすじ

「色は匂へど 散りぬるを」「夏草や つはものどもが 夢の跡」-日本語の韻文の基本が、古来培われた七五調というのはご存じのとおり。五・七・五とくれば交通標語でもピシッと決まって聞こえる。しかし、声に出して心地よく耳にしっくりくるこの七五調の基盤には、ことばの切れ目と間から生まれる4拍子のリズムがあったのだ。日本人の内在律として生き続けてきたこのリズムを見つけ出し、「心地よさ」から日本語のアイデンティティーを探る、スリリングな日本語論。

感想・レビュー・書評

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  • え?なんで普通に「日本語のリズム」で検索されないの?
    日本語ってふっしぎ〜。

  • 確かに三拍子より四拍子のがしっくりくる。
    七五調については理解。

  • 「五七五七七は四拍子」そんなのはだれでもわかる、と思ったが、どうやらそうではないらしい。

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著者プロフィール

(べっく・さだのり)1927年東京生まれ。英文学、比較文学。上智大学大学院西洋文化研究科修士課程修了。元上智大学教授。

「2017年 『十二世紀のルネサンス ヨーロッパの目覚め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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