角の三等分 (ちくま学芸文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480090034

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    ── 矢野 健太郎/一松 信《角の三等分 198404‥ 200607‥ ちくま学芸文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4480090037
     
    …… コンパスと定規だけを使って、任意に与えられた角を三等分せよ。
    古代ギリシア以来有名なこの作図問題に、多くのアマチュア数学者が魅
    了され、あたら人生を棒に振った。なんと、数学的にきちんと解決され
    たのは、ギリシアから二千数百年も後のことで、しかも答えは「不可能」
    だった。その「不可能」を証明するためには、幾何学にとどまらない、
    一歩高い次元の数学が必要だったのだ。
     
    …… 繰り返し言う ~ 研究不正と「STAP現象」のありなしは別次元の
    問題「刺激で脱分化」は知られた現象(榎木 英介)。
     角の三等分は、実用範囲の近似値なら定規とコンパスで作図できる。
     だからといって、幾何学的に作図可能を証明できるわけではない。
    (寺田先生講義録 1955‥‥ 虚々日々)
     
    https://twitter.com/awalibrary/status/676125897859072000
     
    (20151214)
     

  • 数学関係の書籍を読もうとして、購入した本。

    ①任意の角の三等分
    ②任意の円の同じ面積の正方形
    ③任意の立方体の2倍の体積を持つ立方体

    は、古代ギリシアに古くから伝わる三大作図問題として有名である。
    数学自体は専門ではないのし、この本自体数学の教科書であるようで難解なところもあったが、作図不可能か可能であるかは、3次方程式の解として表せるかどうか、肝要であるようだ。
    また3等分問題は簡単であり、アマチュアの数学家が魅了されてはプロの数学者に挑戦しては困らせるのような話題もあった。数学とは罪深い学問である。

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著者プロフィール

矢野健太郎

一九一二年、東京生まれ。東京帝国大学理学部数学科卒業。パリ大学留学ののち、東京大学助教授、プリンストン高等研究所所員、東京工業大学教授などを歴任。微分幾何学の権威として各国の数学者と交友を結び、日本数学界の国際化を牽引。また啓蒙書や受験参考書の著者として、「ヤノケン」の名で親しまれた。著書に『すばらしい数学者たち』『アインシュタイン伝』『エレガントな解答』『数学物語』『数学の考え方』など。八三年に勲二等瑞宝章を受章。九三年、逝去。

「2020年 『暮しの数学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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