新編 新宗教と巨大建築 (ちくま学芸文庫)

著者 : 五十嵐太郎
  • 筑摩書房 (2007年6月発売)
3.40
  • (0)
  • (4)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :69
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480090812

作品紹介

天理教、金光教、大本教など19世紀に立教した新興宗教から、真光教、パーフェクト・リバティ教団などの戦後の新宗教にいたるまで。なぜ近代以降の宗教建築は、いかがわしく不気味なものと見なされてきたのか。その建築・都市計画を読み解き、神道・伝統仏教における建築や、海外新興宗教の都市計画とも比較する。建築批評の第一人者である著者が、日本の歴史・社会において新宗教という他者に向けられてきた視線を克明に描き出し、大きな話題を呼んだ表題作に、増補・書下ろしを加えた増補決定版。

新編 新宗教と巨大建築 (ちくま学芸文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 目の付け所が面白い!
    もっと最近の宗教も扱ってくれると、なおよかった。

  • 国内・海外の主要新宗教の生い立ちを建築を中心に書かれてる。
    文中に
    「単なる成金の豪華な建築ではなく施工の精度も高い」
    ってあったけど、なるほど確かに。

    各教団の「空間」のとらえ方は興味深いし、
    教祖を失った信者にとって、そういった空間、
    どこよりも豪華で統一感と個性のある建築が存在するというのは
    凄く心の支えになると思った。

    個人的に見てみたいのは
    天理の「おかえり」の空間はもちろんのこと、
    世界真光文明教団の主座世界総本山御殿、
    金光教の福岡高宮教会。
    んでハワイの金閣寺と平等院。

    モルモンの「白い夜」の儀式は衝撃的だったし、
    ヴェトナム行く前にカオダイ教マスターしとけばよかったーと思った。

  • 新宗教は何故巨大建築を創るのか?そもそも、建築史の世界では新宗教の創る建築物を殆ど評価していないではないか。何故か。「新宗教と巨大建築」(講談社現代新書)と「近代の神々と建築」(廣済堂出版)の二冊を一冊に纏めた本著は、建築の専門分野においても、あるいはマスコミレベルでも穿った見方しかされてこなかった新宗教について、建築の評論家が宗教の視点から考察した宗教と建築や都市計画の関係性を分析したもの。結局「新宗教は何故巨大建築を作るのか?」という命題には回答は無く考えるヒントが提示されている程度で終わってしまっているが、とにかく今までこのような視点から分析したものが無かっただけに面白い一冊でした。

全3件中 1 - 3件を表示

五十嵐太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
安部 公房
安部 公房
クリス・アンダー...
中沢 新一
フランツ・カフカ
リチャード・ドー...
有効な右矢印 無効な右矢印

新編 新宗教と巨大建築 (ちくま学芸文庫)はこんな本です

新編 新宗教と巨大建築 (ちくま学芸文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする