本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480091314
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
古代ギリシアの哲学が中世ヨーロッパの文化に与えた影響を探求するこの作品は、メランコリーや愛の複雑さを通じて、内面的な世界に深く迫ります。特に中世の恋愛詩を、プラトンやアリストテレスの理論を基に解読する...
感想・レビュー・書評
-
中世ヨーロッパの、古代ギリシア哲学に基づいた芸術・心理学(フロイト)を解説している。
古代ギリシアの文化が、脈々とヨーロッパに受け継がれてきたことが分かる。おそるべし、古代ギリシア。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024/10/19購入
-
初アガンベン。
中世におけるメランコリーの特質性。精気が想像力を高め内的な昂りを推進させる、それが西洋ロマンス文学から確認できる過剰なる愛。そしてその対象に到達し得ない苦悩を背負いこむ悲哀、これらを全て内包しているのがメランコリーであり、この点に、内的事象に目を向ける瞑想的世界の一端が垣間見える。
ゲーテが『若きウェルテルの悩み』を書き上げる際に通過せざるを得なかった道でもある。
愛が矛盾を一挙に引き入れてるという視点に立つ自分からしたら、高感度の読書体験でした。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/737865 -
なにかとヴェールに包まれているヨーロッパ中世。
残されている歴史資料も当然少ない。それゆえ、残されている資料の解読も難解にならざるをえないが、アガンベンは鮮やかな手つきで、「難解な」中世の恋愛詩を、プラトン・アリストテレスに発するプネウマ理論をもとにひもといていく。その過程にもっとも興奮。前々から怪しいとおもっていたロマン主義が、いかに浅はかなものであったかが実感できもした。
かつて、精神の対義語は、物質ではなかった。身体ですらなかった。精神(精気 プネウマ)は理性と身体を媒介する中間項としてあった。読みながら、ものすごく東洋的だと思った。それもそのはず、忘れられたアリストテレスがアヴェロエスを介して西洋に逆輸入されたことじたいそうだ。アリストテレスを介した中世の表象理論は、厳密とはとうてい言えない漠としたものだけれど、その理論は、ベルクソンの『物質と記憶』にまで綿々と続いていることに気がつき、ヨーロッパは建物のみならず、過去の遺産をどれほど大切にしているかを実感。そういえばベルクソンの博士論文は、アリストテレスの場所論に関する内容だったような。 -
1324夜
-
なんという衒学的な(笑) 好きだけどね、こういうの。
本棚登録 :
感想 :
