カオスとフラクタル (ちくま学芸文庫 ヤ 21-2 Math&Science)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480093370

感想・レビュー・書評

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  • 放送大学

  • 2割くらいで挫折したが興味深かった

  • 数式の部分は流し読みして何となく理解した.原著は1986年で,解説によるとカオス研究の黎明期に書かれたものらしい.本書を読むまで木や葉脈の再帰性がフラクタル程度の知識しかなく,どういうものなのか分からなかった.実は比較的シンプルな非線形微分方程式の研究で,コンピュータの発展によりようやく非線形解析に踏み出せたということかとおおざっぱに理解した.

  • 系推薦図書 総合教育院
    【配架場所】 図・3F文庫新書 ちくま学芸文庫
    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=188970

  • 数学者による一般向けの平易な解説書。
    相変わらず数式が出てくると私は苦手でしかたがないのだが、この本は内容が割とわかりやすかった。
    非線形については、単純な話、二次関数も入るようだ。要するに「線」とはグラフにおける直線のことであり、「非線形」とは「非直線系」のことであると思われる。ただし曲線ではあっても、さらに複雑な、予測しがたいような変動を示す場合に、「カオス」の状況に近づく。
    「フラクタル」については数学で表すと難しいが、図像としては簡単な話。ただ、それがどんなに「凄い」ことなのかはちょっとわからなかった。

  • センター文系の数学レベルでよめる数式だけよむという読み飛ばしかたで文字をよんでも、すっごい分かりやすかった。分かんないもんだと諦めて読み通すと、かなり面白い。分かる。

  • 「綺麗な図形が現れる」「様々な現象の中に現れる」から一歩先の理解へ。とはいえ、差分方程式や写像といった言葉・概念に慣れていないと難しいかも。

  • ちくま学芸文庫で再刊されたので10年ぶりに読み返してみました。

    講談社ブルーバックスでは非常に感銘を受けた覚えがありますが、再読しても読みごたえがありました。

    同著者の『数学がわかるということ』よりも数学的な記述が簡潔にして要なので好感がもてます。

  • カオスの研究の経緯がメインだが、この本が古いからか思ったより歴史が浅かった。それでもあんまり理解できなかったが。。。むずかしす。

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