エロティシズムの歴史: 呪われた部分 普遍経済論の試み 第二巻 (ちくま学芸文庫)

  • 筑摩書房
3.50
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 84
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480093516

作品紹介・あらすじ

民族学が教える通り、未開人は死=殺害の禁忌と並んで性的事象を強くタブー視してきた。"死"に劣らぬ荒々しい力である"性"にそのまま従うことを拒否して、それを制約づけ規範化しようとするところに"人間的な性"がある。触れてはならない、怖ろしい、と押しとどめる力が抵抗するにもかかわらず、その抵抗をのり超えて近づこうとする欲望する次元、それこそがエロティシズムだ。禁忌をあえて破り侵犯することの魅惑。そこに生れる聖性-。三部作として構想された『呪われた部分』の第二巻。バタイユのまなざしはスリリングに、容赦なくエロティシズムの本質を暴いてゆく。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 訳:湯浅博雄・中地義和、解説:吉本隆明、原書名:L'HISTOIRE DE L'ÉROTISME:La part maudite:Essai d'économie générale,tome 2(Bataille,Georges)
    序論◆近親婚の禁止◆自然における禁止の対象◆侵犯◆エロティシズムの歴史◆エロティシズムの複合的諸形態◆エピローグ

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

▼著者
ジョルジュ・バタイユ(1897-1962)

20世紀フランスの総合的な思想家。小説、詩も手がける。
生と死の狭間の感覚的かつ意識的体験に人間の至高の可能性を見出そうとした。
その視点から、エロティシズム、芸術、経済など、人文系の多様な分野で尖鋭な議論を展開した。キリスト教神秘主義、シュルレアリスム、ニーチェ哲学などに思想の影響源がある。

「2018年 『太陽肛門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョルジュ・バタイユの作品

エロティシズムの歴史: 呪われた部分 普遍経済論の試み 第二巻 (ちくま学芸文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×