土方歳三日記 上: 生い立ち、上京、新選組結成、そして池田屋事件 (ちくま学芸文庫)
- 筑摩書房 (2011年10月6日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480093837
作品紹介・あらすじ
新選組副長、土方歳三。怜悧な思考、抜きんでたリーダーシップで組織を率い、敗軍の将として戊辰の役を転戦、函館で最期を遂げる。類稀な魅力から、小説・映画・ドラマでもその生涯が描かれてきたが、さまざまな異説に彩られ、真実は解明されてこなかった。本書では、本人の手紙、関係の旧家に伝えられた文書、隊士をはじめとする同時代人の諸記録まで、夥しい史料を渉猟、綿密な考証に基づいて時系列に再構成し、全生涯を初めて明らかにする。上巻は生い立ちから上京、新選組結成、局長・芹沢鴨の斬殺、そして池田屋事件で一躍名の上がった元治元年までを収録。時代はますます風雲急を告げてゆく。
感想・レビュー・書評
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上下巻
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「日記」というより「日誌」といったほうが相応しいように思う。歳三にまつわる出来事を時系列順に並べて史料から抜粋、解説を付している。その出来事がどの史料に書かれているのか等を調べたりする分には非常にすぐれた資料本と思うが、何せ単調なので飽きがくる。また、史料の候文も読み下されていないし、訳が添えられているわけでもないので、ある程度読めることが前提されていて、初学者にはとっつきにくいことこの上もない。知識のある上級者向け。
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著者プロフィール
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