現代数学の考え方 (ちくま学芸文庫 ス 12-1 Math&Science)

  • 筑摩書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480094377

作品紹介・あらすじ

人はなぜ数学に魅了されるのか。世の中の役に立つだけでなく、それ自体の美しさがあって、快いものだからだ。「数学は芸術に似ている」-では、その美しさとはどういうもの?一般向けの数学書を多数執筆し、そのわかりやすさに定評のある著者が見せてくれるのは、イメージ豊かで精緻な数学の世界だ。話題は代数・幾何の基本から群論、線型代数、そして4次元の幾何学、ゲーデルの不完全性定理、コンピュータのしくみまで多彩。図版を巧みに使いながら、直観からのアプローチで現代数学の姿を展望する。

感想・レビュー・書評

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  • 系推薦図書 総合教育院
    【配架場所】 図・3F文庫新書 ちくま学芸文庫
    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=188826

  • カタストロフィ、モデュラー数、結び目、トポロジーあたりに興味が出た!
    ざっと現代数学を概観できる。

  • 数学科に入った学生、狭い意味の数学者になりたい人にはぜひ読んで欲しいと思える本。内容はやや高度なので、さらっと読んだだけではわからないことも多いと思うが、どういう考え方で問題に取り組まれているかがしっかりと書かれている。こういう本は案外少なく、自分が研究する理由を振り返るいいきっかけを与えてくれる

  • こないだ読んだ『情報理論』よりははるかにわかりやすい本だった。
    興味を誘う幾つかのトピックにわけ、おおまかな「数学の考え方」を実感できるように構成されている。もちろん、これでじゅうぶんというわけはないが、ここでは「漠然と感じ取ることができたらよい」ということにしよう。ちなみに「微積分」はこの本では省かれている。
    しかし実はアホな私にはこれでもまだちょっとわからないところがある(^^;)
    若いうちに、数学と英語はもうちょっとしっかり勉強しておくべきだったなあ・・・

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著者プロフィール

ロンドンの建築工学設計事務所、デーヴィス・マグワイア・ホィットビーの技術者。これまでの主なプロジェクトに、ロンドン中心部のBBC本社ブロードキャスティング・ハウスとテート・モダンⅡギャラリーがある。また、シエラ・レオーネに図書館や文学センターを支援する目的で設立された産業関連慈善団体CODEPにも参加している。グラスゴーのストラスクライド大学で構造力学の博士号を取得。

「2012年 『橋の形を読み解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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