官能美術史: ヌードが語る名画の謎 (ちくま学芸文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 206
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480096517

感想・レビュー・書評

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  • あまり美術館ではまじまじと見れないようなヌードの絵画を多数取り扱った本。

    官能・ヌード≒女性となるのは長年美術界が男性によって支配されてきたこと、そして神話・宗教においても男尊女卑であるが故なのだなぁと思う。そういう意味でも興味深く読むことができる。

  • http://naokis.doorblog.jp/archives/history_of_erotic_art.html【書評】『官能美術史: ヌードが語る名画の謎』

    <目次>
    はじめに
    第一章 ヴィーナス 官能の支配者
    第二章 官能なる神話の世界
    第三章 画家たちの愛
    第四章 かけひき キスから結婚まで
    第五章 秘めごと ポルノグラフィー、不倫と売春
    第六章 さまざまな官能芸術 同性愛・愛の終わり・昇華された愛



    2015.02.25 「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」より
    2015.02.26 予約 8/1番目
    2015.07.23 読書開始
    2015.07.28 読了
    2018.02.03 『美少女美術史: 人々を惑わせる究極の美』の関連本として取り上げる。

  • 官能的な名画を解説している本。
    ギリシャ神話をモデルにした作品が多いんですね。

  • 西洋における官能的な美術作品の歴史。ティツィアーノ、ジョルジョーネ、ベラスケス、ブグロー、アングル・・・。ラファエルにもそのような作品があったは意外なこと。ヴィーナスがマルスと不倫関係にあり、それがボッティチェリなどの絵の題材として多く用いられたとのことは知らなかった!ジャンーレオン・ジェロームの「アレオパゴス会議のフリュネ」は物語を知っていると一層官能的な絵になりそう。官能的な作品として現代では写真に代わるポルノとして描かれた作品も残っているのはいつの時代も変わらないと思うと可笑しい。

  • 本の構成上、一枚に対する解説はあまり十分で無く感じるが、端的な解説はわかりやすい。
    絵画に見られる性的モチーフをどのように見つけるか、のヒントを若干得られるが、他の絵に対する応用はしにくいと感じた。
    美術になじみのない人が興味を持ちやすい、という点で良い本だと思う。

  • 名画の解説である以上、絵の方がメインなのだが、読みやすく面白い。
    電車の中では読みづらいが。

  • DVDや写真のお手軽さが、いかに官能と美術を引き離したかが良くわかる。構図を工夫、じっくりデッサンし、習作を重ね膨大な時間をかけ手仕事で産み出した絵画には、芸術を超えた?エロを感じる。

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著者プロフィール

池上英洋(いけがみ・ひでひろ)
美術史家・東京造形大学教授。広島県生れ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。著書に『ルネサンス 歴史と芸術の物語』(光文社)、『神のごときミケランジェロ』(新潮社)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と芸術のすべて』(第四回フォスコ・マライーニ賞受賞)『西洋美術史入門』『死と復活』(いずれも筑摩書房)など。日本文藝家協会会員。

「2021年 『美術でめぐる 西洋史年表』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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