アマルティア・セン講義 経済学と倫理学 (ちくま学芸文庫 セ 5-1)
- 筑摩書房 (2016年12月7日発売)
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感想 : 8件
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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480097446
感想・レビュー・書評
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経済と倫理という今の自分に必要だと思って読んでみたけれども、理論や学術的なことの論文でした。経済があらゆる業界内の循環であるならば、当然働いていることが前提になるのですが、医療や福祉のように社会的制約から働けない人を助ける仕事も存在します。今、社会規範やモラルなど道徳的な問題の欠如が特に目立つ中で、人としてどう生きていくかという考えの中で、人としてどう在るべきかも問われている気もします。当たり前のことを確かな認識として捉えることが必要だと思うのですが、とても自分の認識が及びませんでした。
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アマルティア・センの経済学思想を学ぶうえで欠かせない論が展開されている。人間社会の倫理的側面から経済学が前提としている合理的経済人について建設的批判を行っており、氏の名著『不平等の再検討』をより深く理解するのにも役立つ。
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331.1||Se
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