責任と判断 (ちくま学芸文庫)

制作 : ジェローム コーン  Hannah Arendt  Jerome Kohn  中山 元 
  • 筑摩書房
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (558ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480097453

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  • 東2法経図・6F開架 311.2A/A68s//K

  • アレント後期の未刊行論文集。講演やスピーチとして聴衆に語る形式になっているので、いくぶん分かりやすい。なかで「独裁体制のもとでの個人の責任」は全体の要約ともいえるもので、国家の命令で犯罪に手を染めた個人の責任を問いかける。人間の責任の意味と判断の能力について考察する。判断の基準を喪失した現代こそ、アレントがもっと認められてもいいと思う。

  • 16/08/23。

  • 原題:Responsibility and judgment
    著者:Hannah Arendt
    編者:Jerome Kohn
    訳者:中山 元
     原著が2003年、邦訳単行本は2007年に刊行された。

    【書誌情報と内容紹介】
    定価:本体1,600円+税
    刊行日: 2016/08/08
    判型:文庫判
    ページ数:560
    ISBN:978-4-480-09745-3

     アレント生前に発表された講義や論説を「責任」と「判断」の下に編む。ナチス統治下で道徳が崩壊した経緯を問い、善悪の判断を促すものを考察する。
    http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480097453/

    【目次】
    プロローグ(ソニング賞受賞スピーチ)

    第1部 責任
     独裁体制のもとでの個人の責任
     道徳哲学のいくつかの問題
     アレントの『基本的な道徳命題』の異稿
     集団責任
     思考と道徳の問題――W・H・オーデンに捧げる

    第2部 判断
     リトルロックについて考える
     『神の代理人』――沈黙による罪?
     裁かれるアウシュヴィッツ
     身からでたさび 

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