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- 本 ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480099044
作品紹介・あらすじ
倫理学こそ哲学の中核をなす学問だ。カント研究の大家が、古代ギリシアから始まるその歩みを三つの潮流に大別し、簡明に解説する。解説 三重野清顕
感想・レビュー・書評
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放送大学のテキストとして執筆されたということで、非常にまとまりのある、読みやすい書籍である。「人間とは何か」の議論は、「人間の本性」と「人間らしさ」とに分けて考察し、倫理学が問題にするのは後者であると論じる。そこから、自然主義、歴史主義、実存主義について概説し、最終的には人間を「人と人との間」として捉えたうえで、全ての人間に対する尊厳から導かれる「人類倫理」を主張する。書名の通り、倫理学の入門書として優れていると考える。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/738711 -
倫理学というのは確かにこういうものだった時代があったねえ。まあ宇都宮先生はえらい。
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某非常勤先の2019年度基礎共通科目の運営費にて消耗図書資料として購入。2019年7月8日(月)に読み始める。
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著者プロフィール
宇都宮芳明の作品





