類似と思考 改訂版 (ちくま学芸文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 73
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480099693

作品紹介・あらすじ

類似を用いた思考、類推。それは認知活動のすべてを支える。類推を可能にする構造とはどのようなものか。心の働きの面白さへと誘う認知科学の成果。

感想・レビュー・書評

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  • テーマ別に置いてあるオモシロイ本屋さんで発見。
    ルイジトシコウ。
    んー。多分、出会わなければ読むことはなかったな。。。

    類推について、認知科学ではこう考えられてますよーという本。

    単純にコレとコレって同じよねーというだけでなく、比喩的に一致していることが分かったり、全然違う分野の問題に当てはめられたり、反対に類推することで矛盾に行き当たったり。

    なんでそういう頭の働きになるか、という部分はちょっと読み切れなかったんですけれど(笑)

    頭のメモリー的に、カテゴライズしてまとめていけるっていうのは省エネなんだろうか。とか。
    類推の方法を練習することによって、より抽象度の高いテーマだったり、離れた物事を扱えるようになったりするんだろうか。とか。(これは触れられていたような気もするんだけど)

    色々更に疑問が湧いてきたので、類推シリーズは続きそうです……。

  • 思考は類推のプロセスを通じて行われると著者は論じ、論理学やデカルトを簡単に否定する。しかし、認知科学が実験科学の一種であり、フッサールの言うように観察者である「私」の存在を暗黙の前提としている以上、極端に言ってしまえば、著者の論文もまた、類推によって行われているということになるのだろう。そうなると、論文の正しさを担保する論理性はどこに存在するのだろうか?

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著者プロフィール

青山学院大学 教育人間科学部教育学科教授。博士(教育学)。
1958年生まれ。東京大学大学院単位取得退学。東京工業大学助手、エジンバラ大学客員研究員などを経て、2009年より現職。日本認知科学会フェロー、人工知能学会、日本心理学会、Cognitive Science Society各会員。著書に『類似と思考 改訂版』(ちくま学芸文庫)、『教養としての認知科学』(東京大学出版会)ほか。


「2020年 『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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