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- Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480102140
感想・レビュー・書評
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○「サド侯爵」より
「すべてをあからさまにいう」という単純なことが、いかに体制にとって恐怖すべきことであったかは、サドの数々の受難の歴史を振り返ってみれば一目瞭然であろう。
理性を突破する理性は狂気と見なされる。「理性の時代」に有罪宣告を受けた理性の人、――それが文学者としてのサドである。
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P.1991/8/22
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ちくま日本文学全集014
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空飛ぶ大納言 / 高丘親王航海記より / 儒艮 / 蘭房 / 狐媚記 / 護法 / 鏡と影について / 玩具のための玩具 / ミューゼアム・オブ・カタクリズム / 胡桃の中の世界 / 海胆とペンタグラムマ / 愛の植物学 / サド侯爵 / 反社会性とは何か / 狂帝ヘリオガバルスあるいはデカダンスの一考察 / アンドロギュヌスについて / 穴ノアル肉体ノコト
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