梶井基次郎 (ちくま日本文学全集)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 67
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480102249

感想・レビュー・書評

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  • ちくま日本文学全集024

  • Kの昇天
    ある崖上の感情
    ある心の風景
    のんきな患者
    交尾
    冬の日
    冬の蠅
    器楽的幻覚
    城のある町にて
    夕凪橋の狸
    大蒜
    奎吉
    愛撫
    手紙 より
    栗鼠は篭にはいっている
    桜の樹の下には
    橡の花
    檸檬
    母親 断片
    泥濘
    温泉 抄
    筧の話
    蒼穹
    路上
    過古
    闇の絵巻
    雪後

  • 【檸檬】
    再読。
    今まで憧れていても、居づらかった丸善。
    そこへお気に入りの果物屋で買った檸檬を手に
    まるで武器を持ったかのように入る。
    それでもやっぱり居心地は悪く、
    落ち着かなかったが、檸檬を思い出し
    積み上げた本へ檸檬を置く。

    丸善を彼が生きづらいと感じた社会とするなら、
    檸檬は文才が光る彼自身なのかなぁと再読して思いました。

    【鼠】
    大きな人間が小さな鼠が猫に囚われているのを眺めている。
    鼠にとっては恐ろしいことだとしながらも、
    猫と戯れているようだと愛らしくも眺めながら。

    【栗鼠は籠にはいっている】
    日がさんさんと照っている時には籠の中にいながら
    車を回している栗鼠を革命家だと意気込む。
    しかし、日が落ちてからは現実に戻る。
    あっけないけど爽やかな作品。

  • 死と闇を見つめた文学。人間をよく観察してる人だと素直に思った。全てを読んだ後に再び「檸檬」に戻ると、より深みが増す。色彩の爆発は凄まじい。個人的には「冬の蠅」がオススメ

  • 解説の群ようこさんの話がツボに。

  • 2009/5/7購入

  • 国語の教科書に載ってて、ほんまにおもしろかった。
    国語の教科書ってけっこうあなどれないと思う。

  • 月に惹かれるのはきっと
    『Kの昇天』のせいなんだな。

  • 幻視。丸善に弾ける檸檬爆弾の清冽な香気、桜の樹の下には艶かしく死体が溶ける。若くて天賦の感性があって、死に身近だとこうも研ぎ澄まされるのかな。  

  • 無人島にひとつだけ持っていくならこれ。人生を変えられた本。多分これからも一生好きな本。愛してやまない作家。

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著者プロフィール

1901年(明治34年)、大阪生まれ。志賀直哉の影響を受け、詩情豊かな小品を描いた。1925年、同人誌「青空」に、「檸檬」を発表。肺結核で1932年(昭和7年)に没。

「2013年 『檸檬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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