織田作之助 (ちくま日本文学全集)

著者 :
  • 筑摩書房
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480102546

感想・レビュー・書評

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  • オダサクぅ〜っ!
    今まで、なんで読まなかったんだろうか?あぁ、もったいない。
    地元大阪のあそこやここ、あっこも登場するだけでウキウキするけれど、
    なんとも言えない文章のリズムが、とてもいい。

    天王寺七坂に文学碑がある『木の都』も、いい。『夫婦善哉』もいい。でも、『蛍』で描かれた寺田屋の女房の話、いいわぁ。
    『競馬』もすきだ。
    オダサクの作品をもっともっと読みたくなった一冊。

  • 夫婦善哉何回読んでもやっぱりおもろいねんな〜。蛍、競馬も絶品です。

  • 馬地獄

    夫婦善哉

    勧善懲悪

    木の都


    ニコ狆(ちん)先生
    猿飛佐助

    アド・バルーン
    競馬
    世相

    可能性の文学

    オダサクはんのめでたいユーレイ[多田道太郎]
    年譜

  • 夫婦善哉は一人前が2杯ずつでてくる善哉屋のことだとは知らなかった。詐欺師のブレーン役の一人語りの「勧善懲悪」は色んなドラマの下敷きになっていそうな、よくできた話。
    ~屋の隣が~屋で、そのまた隣が、、、と延々続く都市風景の描写は、彼のご自慢なのか、異なる作品で繰り返し使われている。他にも「耳掻きですくうほどの~」など、独自の言い回しが複数回みられるなど、語り口に癖のある作家だが、どこかしみじみとさせるものがある。坂口安吾とは違うな。

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著者プロフィール

1913年10月、大阪市生まれ。1933年から創作活動を開始し、1938年に小説「雨」を発表。1940年に「俗臭」が第10回芥川賞候補となる。同年に発表した「夫婦善哉」が改造社の第1回文藝推薦作品となり、以降、本格的に作家活動を開始。1946年4月に発表した「世相」が評判を呼び、作品発表の機会が劇的に増えるも、1947年1月、肺結核のため東京にて死去。その直前に評論「可能性の文学」を発表し、作風の転換を図っていた矢先のことだった。太宰治、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれ「オダサク」の愛称で親しまれた。

「2019年 『織田作之助 女性小説セレクション 怖るべき女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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