ちくま日本文学全集 54 織田作之助

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480102546

感想・レビュー・書評

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  • オダサクぅ〜っ!
    今まで、なんで読まなかったんだろうか?あぁ、もったいない。
    地元大阪のあそこやここ、あっこも登場するだけでウキウキするけれど、
    なんとも言えない文章のリズムが、とてもいい。

    天王寺七坂に文学碑がある『木の都』も、いい。『夫婦善哉』もいい。でも、『蛍』で描かれた寺田屋の女房の話、いいわぁ。
    『競馬』もすきだ。
    オダサクの作品をもっともっと読みたくなった一冊。

  • 夫婦善哉何回読んでもやっぱりおもろいねんな〜。蛍、競馬も絶品です。

  • 2020/3/6購入

  • 馬地獄

    夫婦善哉

    勧善懲悪

    木の都


    ニコ狆(ちん)先生
    猿飛佐助

    アド・バルーン
    競馬
    世相

    可能性の文学

    オダサクはんのめでたいユーレイ[多田道太郎]
    年譜

  • 夫婦善哉は一人前が2杯ずつでてくる善哉屋のことだとは知らなかった。詐欺師のブレーン役の一人語りの「勧善懲悪」は色んなドラマの下敷きになっていそうな、よくできた話。
    ~屋の隣が~屋で、そのまた隣が、、、と延々続く都市風景の描写は、彼のご自慢なのか、異なる作品で繰り返し使われている。他にも「耳掻きですくうほどの~」など、独自の言い回しが複数回みられるなど、語り口に癖のある作家だが、どこかしみじみとさせるものがある。坂口安吾とは違うな。

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著者プロフィール

一九一三(大正二)年、大阪生まれ。小説家。主な作品に小説「夫婦善哉」「世相」「土曜夫人」、評論「可能性の文学」などのほか、『織田作之助全集』がある。一九四七(昭和二二)年没。

「2021年 『王将・坂田三吉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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