夢二日記 1 明治40年-大正4年

著者 :
制作 : 長田 幹雄 
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 9
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480131010

作品紹介・あらすじ

竹久夢二の日記、初の集大成。各地の所蔵者の協力によって現存する全日記を原本より収録する。夢二の心情が赤裸々に吐露された日記は読者の胸を打つ。本巻はたまきとの結婚・離別から彦乃との出会いまで。

感想・レビュー・書評

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  • 当り前だけど、優しさも、過激さも、辛さも、阿呆さも、素朴さも、全て混沌と入り混じったのがひとりの人間なんだ、と思った。
    それは夢二でも自分でも誰でも同じことなのだということを確かめた。

    単純に、昔の人の日記を見るということが面白い。
    苦悩する夢二や、自然思想が強い夢二が発見できた。
    夢二が度々訪れていた銚子が、自分の生まれ育った土地であることを喜ばしく思う。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4480131019
    ── 竹久 夢二《夢二日記(1)198705‥ 筑摩書房》1907-1915‥‥
     

  • 図書館にて
    2/20読了

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著者プロフィール

(たけひさ・ゆめじ)画家・詩人・デザイナー・作家。1884年岡山県生まれ(本名・茂次郎)。1901年に上京し、翌年、早稲田実業学校に入学。1905年、平民社の機関誌「直言」にコマ絵を発表、その後「平民新聞」にも絵や文章を発表する。翌年には「東京日日新聞」、「女学世界」、「文章世界」などからも依頼を受けるようになり、早稲田実業学校を中退。1909年に初の画集『夢二画集 春の巻』(洛陽堂)を刊行。1914年、日本橋に自身がデザインした小物などを売る「港屋」を開業。以降、画家、詩人、グラフィックデザイナー、翻訳家、小説家として幅広い活躍を続ける。1931年から33年にかけて欧米各国を訪問。1934年、49 歳で逝去。小説作品に、「岬」(1923)、「秘薬紫雪」(1924)、「風のように」(同)、「出帆」(1927)などがある。

「2022年 『秘薬紫雪/風のように』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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