- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480401137
作品紹介・あらすじ
歴史記述者として比類のない才能を発揮し、二月革命の破綻と第二共和政の衰滅を迫った「ブリュメール一八日」に加え、「経済学批判」という大命題に向かって歴史観と学問的方法を模索しつつあったマルクスの自己了解のための草稿群を収録。
感想・レビュー・書評
-
ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日/経済学批判要綱「序説」「資本制生産に先行する諸形態」/経済学批判「序言」/資本論第一巻初版第一章
(和書)2008年11月07日 21:35
2005 筑摩書房 カール マルクス, Karl Marx, 横張 誠, 今村 仁司, 木前 利秋
『資本論 第一巻』初版 第一章(一)の付録
「・・・・けれども、商品価値の形態のなかですべての労働が同等の人間労働として、したがって同等と認められるものとして表現されることを、アリストテレスは商品の価値形態から読みとることができなかった。なぜかといえば、ギリシャ社会は奴隷労働に元づいていたからであり、したがって〔自由な〕人間たちと彼ら奴隷たちとの不平等を自明の土台にしていたからである。・・・・」
アリストテレスは或る意味非常に優秀な哲学者だろう。それは哲学=生贄の論理、哲学批判=倫理として表すことができるのではないかと思う。
「ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日」は別の本で二回読んだから今回は止めました。他の作品は面白く読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日』が読みたくて購入したのだが、歴史的な背景を理解していないと、読み進めるのが困難なところもあった。
上記のものを含めて、全部で5篇の論文が収められているのだが、最後の『資本論』第1巻の初版第一章は、後の改訂版とは大きく記述法が異なっているとのことだったが、さすがにこの第一章を読み通すだけでも苦痛であった。
いくら改訂されているとは言え、やはり『資本論』全巻通読は自分にはできそうにないと感じた。 -
10/08/06。文庫はどこかにあると思うが。
内田の『若マル』から。レヴィ=ストロースも大好きな本。
訂正。『若マル』にはなかったかも(-。-)y-゜゜゜ -
ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日
経済学批判要綱(序説・資本制生産に先行する諸形態)
経済学批判序言
『資本論第一巻』初版第一章(一)商品 および付録