マルクス・コレクション (4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (545ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480401144

作品紹介・あらすじ

『資本論』は西欧2500年の歴史のなかで初めて、社会の存立構造を体系的に厳密に解明した画期的著作えある。だれもが読める平明で清新な翻訳、ここに登場。

感想・レビュー・書評

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  • これを経済学書としてだけ読むと、誤るのではないだろうか?
    「要は」とか、「超訳」とか彼を侮辱するようなことをいう本や解説が多いけれども、なぜこれが書かれたのか、を考え「科学も特定分野の哲学」として、眼前の世界を想定して読んでみることが、この本の読み方ではないだろうか?
    例えば、彼は、はたして、唯物史観なのだろうか?彼は唯物史観論者になりたかったのではなくて、現実の社会をどうとらえるべきで、どう変えるべきなのか?の課題を語っていて、その切り取り方、彼が解決したかった課題を語っているのではないだろうか?それが「語り」だけを切り取り、眼前の世界を忘れて読むものだから「唯物史観」とかたずけられるのではないだろうか?
    「唯物史観」を研究する書物と、哲学の手法としての科学とは異なり、加藤が言うように、マルクス研究家とマルクスの言うところが異なることは、素直に、彼の思想をともに彼の紡いだ言葉を歩むことで、おのずとわかるのではないだろうか?

  • NHK100分de名著:12月の名著
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00146355

  • 下にまとめ。

  • 最初の使用価値,交換価値の説明が抽象的で十分に理解できていないので,再読したい。

  • 初読。ここまで「世界を変えた10冊の本」池上彰の要約がすごくよくできているのに驚き。エッセンスをつかむならほぼ事足りるような気がする。

  •  第四章まで読了。

     労働価値説を受け入れるとするならば、きわめて論理的に組み立てられた精緻な理論であると思う。しかし、肝心の労働価値説の説明は、循環論法のようで、いまいち腑に落ちなかった。

     本書の訳はわかりやすく、思ったより読みやすかった。

  • 図書館

  • 有名なマルクスの経済書。労働の価値について書かれている。産業革命のときに小さな子が1日20時間くらい働かされているという話には、衝撃を受けた。経済を優先させるとこうなってしまうのだろう。途上国では、今でも厳しい状態。

  • 第3章まで読了。要は物象化論が分かってりゃいいって話。

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著者プロフィール

カール・マルクス(Karl Marx):1818-83年。ドイツの経済学者・哲学者・革命家。科学的社会主義の創始者。ヘーゲル左派として出発し、エンゲルスとともにドイツ古典哲学を批判的に摂取して弁証法的唯物論、史的唯物論の理論に到達。これを基礎に、イギリス古典経済学およびフランス社会主義の科学的、革命的伝統を継承して科学的社会主義を完成した。また、共産主義者同盟に参加、のち第一インターナショナルを創立した。著書に『資本論』『哲学の貧困』『共産党宣言』など。


「2024年 『資本論 第一巻 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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