- Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480420497
作品紹介・あらすじ
現代美術の閉塞状況を打破し続ける画家、大竹伸朗20年間のエッセイ。常に次の作品へと駆り立てる「得体の知れない衝動」とは?「「既にそこにあるもの」という言葉は、あれから自分の中で微妙な発酵を繰り返しつつ、時に内側からこちらに不敵な笑みの挑発を繰り返す」。文庫化にあたり、新作を含む木版画30点、カラー作品、未発表エッセイ多数収録。
感想・レビュー・書評
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こんなにいい本はそうないなぁ、というくらいに良かった。この人の文章は好きだ。勿論、作品も好きなんだけど、アートとしての。パッションがある。というと安っぽく聞こえてしまうけれど、いやいや、本当にこの人にはパッションがある。そして、きちんとした視点がある。それが文章を読んでいるとわかる。(10/4/25)
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【資料ID: 1117000807】 914.6-O 82
http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA71529869 -
大竹伸朗の文章はグッとくる。アートなんて分かんないと言い切る強さが既にそこにある。カックイイーー!!
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音楽の話題だけで一冊のエッセイを書いてみたい。
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しいくんの愛読書。
ずっとすすめられてて、ようやく読んだ。
最初は、読みにくい文章だなあ、
と思っていたけれど・・・
おもしろいっ!
最近は、電車にのるとき、
いつもかばんにいれています。
わたしも、繰り返し読むことに、なりそう。 -
無からではなく既にそこにあるものからスタートする創作スタイル。
それってすごくDJ的感覚。 -
相棒お勧めの一冊。
無性にエッセイが読みたくなり、仕事の合間に相棒に聞き買いに行った。
若干癖のある文章だが私は大好きだ。
時にユーモアもあり非常に楽しい。
これを読んでると音楽に興味が湧いてくる。 -
【ジャケ評】
大竹伸朗をもうひとつ。
版画みたいな切り絵みたいなジャケ。
これも大竹フォント。 -
「便所の壁」というくだりに感動。
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やっぱり天才の言うことは凄く納得がいく。
うん、うん、頷いてばかり。
気持ちがいい。ホント、その通り。