人生の教科書「よのなかのル-ル」 (ちくま文庫 ふ 29-4)

  • 筑摩書房
3.57
  • (25)
  • (70)
  • (79)
  • (5)
  • (5)
本棚登録 : 835
感想 : 54
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (540ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480420855

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 学校では教えてもらわなかった「よのなかのルール」が盛りだくさんです。

    少年犯罪・性犯罪・接待・家づくり・給料・性転換手術・
    結婚と離婚・自殺・などなど・・・

    内容がグロテスクでディープすぎて知らなくてもよかったこと!?も
    知ってしまった感じです

    読者によっても考え方はみんな違いがあります

    ルールひとつにして、ひとつの答えではないとの前提で
    受け止めて読んでみるとよいのではないでしょうか

  • 冒頭で、「この本は、成熟社会を担う「市民」を誕生させるための教科書だ」と言い切っているあたりに、著者の自信がうかがえる。
    実際に読んでみて、学生時代にこのような教科書に出会っていたらと思う。
    大人が教えようとしない事がしっかりと書かれている。
    本来は、子供だからといって知る必要のないことなどないと思う。大人の都合で情報を取捨選択するべきではない。
    学生が読むには少し難しいところもあるかもしれないが、なんとなくでも分かればそれでいいのだと思う。

  • 世の中には知りたくても教えてくれないことがたくさんある。
    この本は、そんな疑問を少しだけ教えてくれた。
    本当に「よのなかのルール」だ

  • 「世間」という大人には都合の良い曖昧模糊としたスタンダードから少し距離をおいて、「自分」なりのものさしを模索することが今の義務教育には欠けている。そんな思いから執筆された本書は大人が読んでもハッと気付かされることが多い。特に、藤原和博「性転換を巡る、男と女のしあわせのルール」、宮台真司「意味なき世界をどう生きるか?」は必読です。
    本書の学校では教えてもらえない知識と知恵の数々が、義務教育を終えたばかりで放り出される若者たちの世間という荒波を乗り越えられる一助となるはず。

  • 学校では教えてくれない様な内容。
    色んなジャンルが記載されており、興味が無い話は読むのがキツかった。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/764677

  • 自分にはそこまで響かなかったかな。

  • 書評から読んでいただくと、内容がわかりやすいかも知れません。

    今まで蔑ろ?、じっくり考え込んだことがなかった命題がしっかりとわかりやすく記載されています。
    大人もそうですが子供(高校生)まで見ても参考になる本だと思います。

    自分の物差しとは、、、それは他人と比較するものではないです。どんな問題にだって色々な意見があり考えがあるんだということを、今まで取り上げづらいと言われていた、自殺、中絶、性転換等々から議論されている本書であります。
    自分も親になった時に、答えではないが自分の意見を持とうと思わされる素晴らしい本でした。

  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • 190905 様々な職業の価値について教えてくれる
    これまでマイノリティの人の価値、幸せはを他人が決めることはできない。

全54件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

藤原和博(ふじはら・かずひろ)
「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003~08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008~11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016~18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。

「2021年 『「人生の教科書」コレクション全10冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤原和博の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×