本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480421371
みんなの感想まとめ
多様な人間関係と誤解を描いたこの物語は、主人公エマの魅力的でありながらも鈍感な性格が引き起こす喜劇的な展開が特徴です。エマは美しく頭の良い女性ですが、他人の気持ちを理解することが苦手で、結婚を巡るお節...
感想・レビュー・書評
-
エマとナイトリー氏(兄)が、ウッドハウス氏に対してや、他の様々な局面においても、同じような立ち回りをして見せ、その機転の利き方や素晴らしい教養を持った人物であることは違いないにも関わらず、縁結びや、ほかの人物に対する印象に関しては全く持って別意見である事の対立が面白い。
「悪事はいつも悪事だけど、愚行はいつも愚行とは限らない。誰がそれをするかによるんだわ。」
本物語のキーとなってくるような台詞ダナと思った。 フランク氏も登場し、ナイトリー氏に関する噂話も少しずつ台頭してきて、これからの展開に期待できる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「高慢と偏見」が面白かったので、「エマ」を読んでみる。
ジェイン・オースティンの作品は、作家の訴えたい何かを探ったり、世間に対しての皮肉だったりという作品を通じての問題提起がなされたものではない。あくまで結婚を考える女性を中心に、家族や恋人である男性や周囲のひとびととの間で巻き起こる出来事を読みやすく書いた娯楽性の高い作品だと思う。
作品を読んで何かを考えるとかいった読書でなく、とにかく読んで面白い。絵のない漫画のようだ。
それでいて、くだらないと一蹴してしまうのは勿体無い。不思議に読みたくなる作家だ。
上流家庭に育ったエマは美人で頭が良く、自分は結婚するつもりは毛頭ないくせに、ひとの結婚を纏めたい女性。
エマは、愛らしい私生児のハリエットとエルトン牧師との結婚を纏めたいと思い、ハリエットに思いを寄せるマーティンとの結婚話を壊してしまう。
美人で頭が良い主人公エマは、世話焼きで、思い込みと決めつけが激しい。
そんなエマなので、ひとの気持ちに気づくことが出来ずとんちんかんな思い込みと決めつけで、本人は至って真面目にとんでもないことをする。
勿論、読者にはエマのすることが的を外したことだと想像出来る。まさに喜劇。
今回の作品でも、エマをはじめ登場人物は個性豊かな面々で、読みはじめてすぐにジェイン・オースティンの世界に引き込まれる。
エマのお節介でハリエットはどうなるのか、エマの恋はあるのかないのか、下巻へ。 -
「自負と偏見」が素晴らしかったので、オースティン作品読破したいと思いこちらを読み始めた。
「エマ」はグウィネス主演の映画を視聴済。エマがチャーミングでとても可愛いくて円盤も買ったほど好きな映画だったのでウキウキで読み始めたら…
映画とはだいぶエマの印象が違う。
階級意識、自惚れ、思い込みが強いエマにかなりハラハラ。しかもエマ視点で語られるので彼女の心情が嫌でもこちらに丸分かりになるので読んでてツラい…。
しかもエマかなり鈍感なのに人の話を聞かないから暴走しまくってイライラ。上巻読むのに1週間以上かかってしまった…!とりあえず下巻に進みます。 -
全てに恵まれた完璧なエマ
彼女が良かれと思ってしたことは
彼女の勘違いでことごとく失敗をする
小さな村のいくつかの家での出来事しか
書かれていないのに読み進めるのが楽しかった -
傲慢で善良なうつくしい娘さんのこころのうちを描き出して見事。
世界は変わり、常識は変わっても、人間のこころのなかはたかだか200年ほどでは変わりませんね。 -
2019.12.12
【感想】
全員が当たり前に身分を重んじていた
エマの性格がなんというか、すごい…
自分の考えが正しく、自分がいちばん恵まれていると信じ切っている姿
エマの発言の中には周り(特にハリエット)を見下している言葉が多いけれど、悪気なんて一切ないんだろうなあ
もし身近にエマのような人がいたら、私も信仰してしまいそう
ミス・ベイツが喋りすぎ笑う
【印象に残った言葉】
エマ・ウッドハウスは美人で、頭が良くて、お金持ちで、明るい性格と温かい家庭にも恵まれ、この世の幸せを一身に集めたような女性だった。もうすぐ二十一歳になるが、人生の悲しみや苦しみをほとんど知らずに生きてきた。
→冒頭この3行で読みたい!という気持ちが一気に大きくなった
-
「エマ・ウッドハウスは美人で、頭が良くて、お金持ちで、明るい性格と温かい家庭にも恵まれ、この世の幸せを一身に集めたような女性だった。もうすぐ二十一歳になるが、人生の悲しみや苦しみをほとんど知らずに生きてきた。」
いやー、この出だしはすごいなー!
お見事!
全体の感想は、下巻で。 -
【ジェーンオースティン祭2冊目】
「高慢と偏見」に引き続いてのオースティン祭り。本書の主人公エマは、美人でお嬢様で気が強くて頭もまぁまぁよい。ただ、ちょっと浅はかで早とちりなところがあり、持ち前の妄想癖で、他人の恋愛事情に頓珍漢な介入を行い・・といったラブコメディ。ひたすら病弱ぶりたいお父さんや自慢たらしの牧師夫妻といったサブキャラも個性を発揮し、恋愛小説嫌いの自分でも、読んでいて全くあきない。オースティンは全部読もうと改めて決意。次は「説得」。 -
-
阿部知二/訳エマ (中公文庫)
工藤政司/訳エマ〈上〉 (岩波文庫)
中野康司/訳 エマ (上) (ちくま文庫)
各社を比較してみたくなって、結局集めてきた。
シーンは冒頭、エマが縁組みの成功に浮かれている所に、ナイトリー氏が釘をさし、『成功といえるのかね?』と追求する場面から抜粋。
ナイトリーへの敬称だけで各文庫の特色が出ています。
どんなものだか手にとってみたい若い人には、ちくま文庫がおすすめ。
文章へのこだわりと読みやすさを求めるなら、岩波。
古典への理解と熟読派なら、中央公論。
以下下記
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3963.html -
頭の回転が早くて面倒見がいいのに、トンチンカンなエマのお嬢様ぶりがたいへん。
詳しい感想は下巻にて。 -
18世紀の英国の田園地帯のラブロマンス。
自分を賢くてすばらしい!と思っている娘のおばかっぷりが面白い作品……なんだけど耳が痛い。
ここまでじゃないけど、自分にも同じようにおごり高ぶっているところがあるので、他人事じゃないハラハラ感がある。
「エマ!? 何バカなこといってるの! 冷静になって!」と後ろから突っ込みを入れたいくらいだ。
ただ、エマ自身に悪意はなく(迷惑なんだけど)、すぐに反省をするので(懲りないけど)、読んでいてイヤな感じはしない。
そろそろ鼻っ柱折れそうだけどどうなるんだろ。 -
まだ上巻だけだけど、ようやくあのジェーン・オースティンが読めて満足。雰囲気は好みだと思ったけど、恋愛系が苦手なので今まで読まなかった。
勘違いだとすぐわかるのに、当の本人が永遠に気づかないので長かった。
200年前の内容が読めるなんて素晴らしい。当時のイギリスの世界にタイムスリップできる。下巻も一緒に借りてこれば良かったかな。
時と場所が離れていると、人間の考え方も違うのではないか、自分と離れているのではないかと思ってしまうけど、そんなことはないと思わせてくれる。200年前でも同じ人間で、今と変わらぬ質の高さで小説を書いた女性がいたことは確かなのだ。
階級の違いが如実にあるものの、それぞれ意外と交流を持っているんだな。階級でできることできないことが決まっていることもあるけど、貴族が恵まれない人を助ける義務を負っていたんだ。
登場人物が全員基本的には良い人なので、読んでいて安心できる。イギリス人らしい人への気遣いの仕方が本当に細やか。今のところ、恋愛系と言えど下巻が楽しみ。
この小説のテーマを選ぶなら、「きらびやか」「春」といったところか。イギリス人のひとりも、ジェーン・オースティンは春のイメージがあると言っていた。華やかだからだろうか。 -
今回の主人公エマはそんなに共感出来なくて凄くハマるというほどではないけれど、人物描写が非常に巧みで、また分かりやすいので当時の人々の気持ちや価値観など、興味深く読めました。
-
ハイベリー村の名家の娘で女主人で、美人で聡明だが村の男女の縁結びをするのが好きなエマの話。この上巻では自信満々なエマが縁結びをしようと暴走しまくったり周りの人に対して妄想逞しくする様子が面白い。下巻ではエマは学んで落ち着いてくれるのだろうか…?
-
#29奈良県立図書情報館ビブリオバトル「結婚」で紹介された本です。
2013.6.15
http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-952.html?sp -
エマあんまり好きになれない
-
オースティンにはまって読んだ本。
この本が好きな人におすすめの本
中野康司の作品
本棚登録 :
感想 :
