- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480421494
感想・レビュー・書評
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上野千鶴子と小倉千加子の対談集。2000年7月に大阪のドーンセンターで行われた公開対談と、2001年の密室対談。関西弁で小気味よくバッサリやっている。夫婦別姓をあほくさと言っていてえ?と思ったら、さらに進んで戸籍制度、婚姻制度そのものを否定しているのだった。
あとがきで上野氏はフェミニズムは世の中のノイズであってほしいと思ってきていて、ある種の人々にはとってもノイズ(耳ざわり)な存在だろうと言っている。そして食わずギライで通り過ぎたら無いのも同じと言っている。・・きっといまだに政界財界を筆頭に、ある種の人にはノイズがノイズにならず食わずギライで、存在しないことになっているんだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フェミニズムは一人一派、とだけでもわかれば意味のある本。夫婦別姓や結婚についての考え方は勉強になる。
あと、京都弁か関西弁かよくわからんが、読みにくいったらありゃしない。 -
人名とか用語とか、全然わかんない。本なのに注釈もついていない。本としての価値が低い。
男性は敵だし、フェミに反する生き方をしてるしてる女性も敵、自称フェミだけど私の考え方と違う人もいないよりはマシ程度。どれだけ高みから世界を見てるんでしょうね?
自分の理解出来ない幸せを求めてる人は、「〜な人はわからない」と切り捨て。
んー、これはどこが面白いのだろうか?
自分が男だから共感できないのが問題?
少なくとも、「 自分にとってはあたりまえのことが、世間ではあたりまえじゃないので居心地が悪い。それで、もっとそれを広めたいという思いがある」って、ある程度頑張っても認められなかった場合にも、それは普通に生活している人の「あたりまえ」ではなかった。なんて結論には絶対たどり着かないんだろうなぁ。古い思想に毒された人には云々とか思ってそう。
フェミニズムって考え方自体は、社会の発展的には正しいのかもしれないけど、この人達の理想の社会って、人間を生き物として考えたときにはどうなんだろうね。 -
関西弁がとてもよかった。すぅーとアタマに入ってきた。突っ込み所はあるのですが、御本人たちもご存知のようで、あとがきにもすべて書かれてありますので、言うこと無しです。さらに遥洋子さんの解説も意外なほど完ぺきに書かれていました。
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前半しか読んでいませんが、フェミニストカルチャーの内輪話。誰がフェミだとかどこがフェミじゃないとか。現状あまり興味が無かったのでそのうち続き読みます。
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文庫本で持っていたかったので購入
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おしゃべり系対談本。飛ばし読みでしたが、上野千鶴子さんの本場他にもよんでみたいとおもった。
自分でも意外だけど、はじめてフェミニズム関連の本を読んだんだよね。フェミニズム、フェミニストって言葉が意味する対象がどんなものかを知れたよなかんじ。五年前の本だけど、かなり古く感じる。そんだけの早さで社会が(または私自身とわたしの周り)かわってることなんかなとおもった。また、私が椎名林檎や、松井冬子に惹かれ、憧れるのもなっとくできるなーとおもった。 -
最近気になる小倉千加子さんしかし 専門家同士(?)の討論だけあって聴衆を前にしているとはいえわからないことが多かった感想といえばフェミニズムにもいろいろあんねんなということくらいかフェミニズムとは何ぞや と思って手に取った本であったが読む前以上に分からなくなったま 好きに生きたらええ ということでしょうか
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上野千鶴子と小倉千加子の対談。
講演を本にしたんだっけ?
サクサク読みすすめられたし、面白かったっす。
勉強になった、かは・・・?? -
フェミニズム入門?いや実は結構周辺知識が必要かも。webのどこかで「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」とセットで男性に勧めている女性の話を見たけど、自分はまさにそのコースで、そのおかげかあまり読むのに苦労はしなかったけれども。
こんな面白い思想が、なんで日本では揶揄の対象にしかならないんだろうと思う(その答えもこの本に出てくるが)。