ユーモレスク (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 264
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480423405

感想・レビュー・書評

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  • 周子…だと…!?(笑)

  • 1つ1つの物語が読み進めるうちに繋がっていくから、どのシーンも油断できない。ミステリーをあまり読まないので、不慣れだったものの新鮮だった。
    三の宮さんや萌との会話も面白い。
    それにしても真哉くんが、切ない…よ。

  • 行方不明になった弟の姉・周子目線。入り組んだ人間関係が「ネクタイ」を通してだんだん明らかになっていくミステリーっぽい展開は面白かったけれど、う〜むそこまでグッと来なかった

  • 男同士の密かな感情をそっと覗き見る隠微さになんというか、BL好きな人の心をこう…そっと撫でてゆくようなそんな気持ちになった。
    長野さんの作品では同性同士の関係になると、どちらがどうみたいな役割が決まっていたりするものが多い中でどちらとも言えない感じを醸し出している感じが個人的には好感が持てた。
    服飾品の中でネクタイと言えば「束縛」をやはり端的に表現するものなのだろうか…と彼等の一連の情事を見るにつけ連想させられる事になった。
    後半の「アラクネ」のレースと蜘蛛の巣を思い浮かばせる情景は幻想的で印象に残った。

  • 学校の図書室で表紙を見て借りてきたので、読んでいる途中で同性愛を取り入れた作品だと気付き、少々驚きました。(実際にこんなに身近にそう何人も同性愛者がいるものなのか?と疑問に思いました)

    すごく人物の関係性がいりくんでます。和くんがこの話が進んでく上での重要人物ですね。弟がいなくなって何年もたってから、周子が知らかった弟のことがどんどんわかっていきます。周子たち家族が弟真哉の死を受け入れていく過程が、止まっていた時がようやく流れていく感じがします。いつも大切な人の面影を生活の中で自然と探してしまうのは、なんだか切ないですね。弟のことに区切りをつけて、一歩進もうとする家族の姿が印象的でした。

    会話文など回りくどい書き方があったりして、少し読みづらかったです。

  • 2009/05/12

  • 長野さんっぽくないかもだけど、ほんわり、柔らかい空気が流れるような作品で、けっこうスキでした。
    ピアノの音が聴きたくなります。

  • 衣服の描写が綺麗

    ネクタイとかシャツとかいい…

    今回は女子が主人公だからふつうの話かと思ったら安定のほもだった

    副島くんすき

  • 長野まゆみさんの服装の描写がとても好きです。
    専門学校に通っていたせいもありますが、どこか衣装じみた登場人物の服装にどきどきしていました。

  • 5年生の遠足で貯水湖に行ったまま戻らなかった真哉。
    真哉は隣家から聴こえてくるユーモレスクが好きだった。
    あれからもうすぐ7年。法的には死亡とみなされる。
    もう4人家族のふりは出来なくなる。
    7年前、本当は何があったのだろうか・・・
    真哉の死によってもたらされた悲しみと、
    そこから派生した新たな切なさと傷。
    7年目を区切りとして、少しずつ変わっていく様子を
    ミステリ風に綴っていますがBLです(^◇^;)
    女性目線なので、不思議な感じがしますが切なかったです。
    同時収録の「アラクネ」も好きです。

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