「読み」の整理学 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 1043
レビュー : 113
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480423801

感想・レビュー・書評

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  • 「P-18 この本は、未知を読む読書の方法を考えようとするものである。それがいわば未知の世界へ地図もなしにふみ込むようなものであることを覚悟している。」

    「読む」ことについて、自分にとってはなるほど、と思える視点からの内容が多く、良い本に出会えた、と思った。

    これからの読書に対しての視点が、今までとは変わる。

  • アルファー読みに対してベータ読みとは未知のコンテクストを読む行為。読者は自分の知識と想像力を総動員して考えながら読む必要がある。広告のコピーの文法が変わってきたのは、ベータ読みできる人達がターゲットではなくなってきたからなのだろう。読んですぐにわからなければダメというのは、IT系クライアントが一番言ってたな。

  • あざみ野BOで目について

  • 情報科教員MTのBlog(『読みの整理学』を読了!!)
    http://blog.livedoor.jp/will_pwr/archives/51016513.html

  • 一度読んだけど、時間をあけてまた読もう。自分が表面しか読めていないと思ったので。

  • この本は、お茶の水女子大学名誉教授である外山滋比古さんの著書です。全4章で構成されています。
    本の序章では、「わかることは読めるが、わからない事は読めない」というものがある事を書かれています。例として、ワープロのマニュアルが挙げられています。ワープロのマニュアルは一般に初心者には解りづらいもので、マニュアルの文章のせいにしてしまいます。しかし、ワープロに明るい人がそのマニュアルを読むと、初心者とは違いある程度解りやすいものになります。このように、ある程度知識があれば理解できる事や、あるいはきちんと読み進めれば理解できる事が有ります。それなのに自分が理解できないから、「このマニュアルが悪い」と決め付けてしまう事に落とし穴が潜んでいるとしています。
    この本では、読み手が理解できるような「既知」のものを読むことをアルファ読みと称して、逆に読み手が理解不能な「未知」なものを読むことをベータ読みと定義して話を進めています。戦前の日本では、難解のものを読むことが良とされており、ベータ読みが多く行われていました。しかし、戦後アメリカの文化が日本に入ってくるにつれて、平明至上主義の考え方ができ、解りやすい文章が好まれるようになりました。
    この本では、人はベータ読みをして、みずからの力によって悟らなくてはならないとし、現代人がアルファ読みからベータ読みに移行するにはどのような事が必要かを書かれています。

  • 本を読む場合,既知を読む場合(アルファー読み)と未知を読む場合(ベーター読み)とがある。未知を読むには「読書百遍意おのずから通ず」である。

    確かに難解な文章を読むのは辛い。大変なんですが,本当の読書とはと考えさせられる著書です。

  • 昨年、東大・京大で一番読まれた本
    『思考の整理学』
    の著者が、難解な文章の読み方等を教えてくれる作品。

    私も「言葉」を使う職業なので…

    読み始めました。

  • 20091004〜20091006

  • アルファ読みとベータ読み。
    本の読み方を考え直した。
    一冊、本気でベータ読みするか!

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著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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