古本病のかかり方 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 67
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480423818

作品紹介・あらすじ

大掃除や引越しの時に古新聞をつい読みふけってしまう。新刊本の洪水に飽き、ベストセラーはできれば買いたくない…そんな自覚症状のあるアナタはすでに「古本病」に感染している。危ない。著者はいかにして古本病にかかったのか。「河童本と蛙本、その正体」「夢に見る古本屋のある町」「わたしの京都青春古本地図」「作家のアルバイト本」…読了するとあなたも立派な古本病患者になれる。

感想・レビュー・書評

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  • 最近かかってるかも?ベストセラーは読まないし、何か変わった本をひたすら探す。でも最近の古本屋はチェーン店化して、昔の風情がない。
    追伸
     最近は、ベストセラーも読んでしまってます。ベストセラー=良作とは言わないけど、売れるだけあって、良いものもある。流通量が多いので、古本としても安いというおまけあり^^;

  • 古本病は治りようのない恐ろしい病である。
    しかし恐れることなかれ、案外気楽なものです。

  • 河童や蛙の表紙本が気付いた時には多く所持しそれらについて追求したコラムを始めとする古本蒐集ならではの楽しみ方や古本屋と古本との出逢い方、所持している笑芸の本を引用を交えて紹介した古本エッセイ。古本屋へ通えば通う程背表紙で著者、出版社の今まで知らなかった物を手に取るようになり、読む事で色々な本を辿っていき、最終的にはそれが知識として凝縮され、の繰り返しになるのが古本病なのかな。世の中にはなんと沢山の知られていない作家、出版社があるのだろう。ワタシも一瞬にして背表紙で判断する視力を身につけたい。

  • 僕にとって岡崎武志の本はいい意味で漫画であり、悪い意味でマンガである。こういう本もなくてはいけない。何も考えずに涎を垂らしながら読んでいたい。

  • 2009/7/30購入
    2009/8/25読了

  • 単行本で一度読んでいるのだが、ついつい購入、再読。視力は私の場合も間違いなく衰えていると、最近痛感。本に対する見方は、変化ないと思う。

  •  古本病患者である岡崎さんが語る古本の楽しみ方の数々。思いがけない本との出会いが、決して忘れられない人との、感動的な出会いに繋がることもある。古本として手に入れた本から、当時の風俗社会が透けて見えることもある。そんな興奮が、軽妙で素直な文章で綴られていて、好感触。 一番印象深かったのは、第2章の「視力がよくなる?」。そうそうそう!判る判る判る!と、何度頷いたことか!そうそう、自分の知識が増えてくると、古本屋でも新刊書店の棚でも、棚を見ていて「今まで見ているようで見てなかった本が、目に入ってくる」ようになるのよね。 この本を読み終えた今、きっと私の目には「丸山金治」の本が見えるようになったと思う。『四人の踊り子』、ぜひ読んでみたいな。

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著者プロフィール

1957年大阪府生まれ。立命館大学卒業後、高校の国語講師を経て上京。出版社勤務の後、フリーライターとなる。書評を中心に各紙誌に執筆。「文庫王」「均一小僧」「神保町ライター」などの異名でも知られる。『女子の古本屋』『上京する文學』(筑摩書房)、など著書多数。野呂邦暢作品では『夕暮の緑の光』(みすず書房)の編集も担当した。

「2021年 『愛についてのデッサン 野呂邦暢作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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