回転ドアは、順番に (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
3.86
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本棚登録 : 911
レビュー : 100
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480423887

感想・レビュー・書評

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  • 太陽がアイスクリームを殺したと嘘つきの唇が甘くて。

  • 見知らぬ恋人達を覗き見してしまったような変な感覚

    そして実際は友達だという作家二人がこのやりとりをしているというドキドキ感

    この低温なのに心臓が騒ぐ感じ…すごいな歌人って

    こんなこと言われたら落ちてしまうね という言葉がたくさんあった

  • 現代の人気歌人の恋愛問答歌集。しかも現代的といえるのはメールでやりとりをしたという。仮想恋愛か実際の恋愛かはわからないが、その歌にあらわれる情景や感覚は若さを感じ、歌を詠み込んでいくほどに読む者それぞれに、この登場人物ふたりのストーリーや感情に思いをめぐらせ想像をかき立てられる。

  • 短歌と散文の織りなすラブストーリー。

    そして読者の想像力もさし色になる
    そんな感じがした。

    余韻を持たせたり、
    ストレートだったり、
    言葉が少ない分
    意表を突かれる感じがドキドキした。

    もっと若い時に読みたかったなぁ~

    これは、かなりお洒落と思うんだけど。

  • 水を飲むあなたの咽喉が動くのを見ていた朝が焼けついていた

  • 短歌を軸にした往復書簡。さらさらと、とろとろと、進む時間がリアルでした。みなまで書いていないのに、気づけば人のドラマを盗み見ているような。いきなりどうしようもないほどの悲しみが押し寄せてきたりして…恋をお休みしてる人なんかに、よんでほしいかなぁ。

  • 自作解説を読んで読み返したら、最初読んだ時より好きになりました。特に「月を見ながら迷子になった」「SHOCK RESISTANT」「うわごとで名前を呼んで」の短歌と詩がすきだったな。読む時によって感想や好きな言葉も変わるだろうからまた何度でも読み返したい本です。

  • 2016.1.17読了

  •  穂村さんと東さんによる、詩歌の往復書簡集。男女が出会い、恋をして、セックスしたり喧嘩したり風邪ひいたりしながら、結婚して、そしてーー。ふわふわと宙に浮いているような詩歌の中に"モスバーガー"や"ブラック・ジャック"などが出てくることでぐっと日常的に感じられ、共感することができた。ファンタジーのようだけど生々しくもあり、すごく感情移入して読んでいた分、ラストは号泣。今後何回も読み直したい本になった。

  • 現代口語短歌と詩とが互いの作品の交換によって作者がインスパイア―された作品で、恋人の一年を綴っているようです。

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著者プロフィール

穂村弘(ほむら ひろし)
1962年、北海道生まれの歌人。1990年歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞をそれぞれ受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。その他代表作に、『本当はちがうんだ日記』『絶叫委員会』『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

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