- Amazon.co.jp ・本 (587ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480423917
作品紹介・あらすじ
深い感動とともに心に刻まれた音楽の数々-バッハ「ロ短調ミサ曲」、モーツァルト「クラリネット協奏曲」、ベートーヴェン「第九交響曲」「弦楽四重奏曲」作品131、ブルックナー「第九」、R.シュトラウス「ばらの騎士」、ベルク「ヴァイオリン協奏曲」など、永い間にわたり、心の糧となり魂の慰藉となった、著者の最も愛着のある曲について、その限りない魅力を明晰に語る作品論の決定版。
感想・レビュー・書評
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読書するとき、本への書き込みを結構する方で、この本(『私の好きな曲』)は講座で読んだり、自分で時々読み返したりするおかげで、すごい状態になっています。吉田秀和さん没後十年を経た今なお、沢山の知識と気づきを与えてくださいます。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/764839 -
以前カマクラを作りながら、この人の追悼番組を聴いていた。一曲一曲がもつ物語に感嘆した。
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素晴らしい愛に満ちた本。著名な音楽評論家が、好きな曲を紹介するということは、評論活動の奥にある、評論対象に対する深い愛を告白するということ。紹介されている曲はどれもこれも、聴いてみたくなる、そんな魅力があります。
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クラシック音楽が好きな人は是非読んでください。
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稀代の音楽評論家の「好きな曲」。
「好きな曲」なのだから、当然そこには個人的な好みが反映されている。筆者の場合は、全般的に室内楽や器楽曲、作曲家で言えばモーツァルトとベートーヴェンがかなりお好きであるように思われた。
とりあえず、ヤナーチェックの『利口な女狐の物語』と、フォーレの室内楽を買うことにしようと思う。