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- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480424075
感想・レビュー・書評
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解説:粕谷一希
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新書文庫
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イメージしていたのとは違っていたが、それでも大政翼賛会文化部の仕事の意味付けとして「文化運動の目標は、自由主義的文化、個人主義的文化を払拭し、高度国防国家日本の国民文化を創造し、育成することにある」とし、その一環として戦況厳しいなか、青少年読書運動を実践するため読書指導者養成所が造られたことは、やはりある意味で狂気の沙汰と言っても良いのではないだろうか。軍のプロパガンダとしては、大政翼賛会宣伝部が戦意高揚、生産増強を旗印に、組織の中心的な役割を担っていたようだ。
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