戦後SFマンガ史 (ちくま文庫 よ 19-2)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480424198

作品紹介・あらすじ

戦後マンガの発展は、SFから始まった。初期の傑作をすべてSFという形で描いた手塚治虫。重なり合う勃興期のマンガファンとSFファン…。映画・小説などSF界全体の流れをも参照し、独自の「少年マンガ発展史」として綴る。『戦後少女マンガ史』に続く、資料として使え、読み物として楽しめる"マンガ史三部作"の第二弾。

感想・レビュー・書評

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  •  原本は1980年刊行。

  • 名著「戦後少女マンガ史」の姉妹編。
    でも、こっちの方が著者の思い入れは強くて、資料としては若干暴走しています(笑)

    まあ、その方が、読んでいる方はおもしろいです。
    いや、そこ断定していいのかと思ったりしますが。

    わたしも、いろいろ名作を後から読んでいますが、時代の空気みたいなものは、わからないものです。だから、こういう本は、とっても貴重です。

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著者プロフィール

1953-2006年。熊本県生まれ。漫画批評家。長年にわたりコミックマーケット代表を務める。『藤子不二雄論』にて第26回日本児童文学学会賞受賞。著書に戦後マンガ史三部作、『アメリカB級グッズ道』ほか。編書に『マンガ批評宣言』『別冊太陽発禁本』ほか。

「2014年 『藤子不二雄論 FとAの方程式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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