中島敦 (ちくま日本文学 12)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 352
レビュー : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425126

感想・レビュー・書評

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  • 全作品21篇中、15編が収められている。
    「李陵」や「山月記」は言うに及ばず、「かめれおん日記」や「悟浄歎異」に、作者自身の独白が聞けるようで、たいへん興味深く読んだ。

  • 沙悟浄の話はBL入ってると思います。

  • やはり、よい。

  • 中島敦氏の作品は一回では読みこなせないです。特に中国が関わる作品群は底で響く重厚な運命のテーマが感じられ一筋縄ではいかない。

  • 中国に題材をとったものは面白く読めたが、それ以外は面白くなかった。

  • 中島敦、まさに人生の伴侶たる書。山月記は」何度読み返したか分からない。
    李陵、蘇武、司馬遷…二千年前の人々の、魂の叫びと、現代人の共感。

  •  ずっとずっと大切に傍に置いて、わたしが迷う、悩む、生きるその一場面ごとに、何度も読み返して味わいたいと思ってしまう一冊。

     …レビューに何を書こうかと真剣に悩んだのだけど、もうこれでいいや。
     これ以上下手なことを言えそうにありません。こんなにも口下手で不器用で残念な感想になってしまうほどに、わたしはこの本と作家さんを、とてもとても好きなのです。(自分の表現力不足が深刻だと知っていながら、
    努力を投げているようでごめんなさい……)

  • 敬愛している作家。
    全部の作品を読み終えてしまったとき、若くして亡くなったことを本当に惜しく思いました。
    全部名作だと思ってます。
    「山月記」も「李稜」も好きだけど、西遊記2部作が特に好き。
    「悟浄嘆異」は読むたびやべえと思います。

  • 中島敦のちょっと堅苦しい文体が大好き。「山月記」はいわずもがな、「名人伝」や「悟浄歎異」も好き。

  • ●以下は『かめれおん日記』についての感想。

    ●友達に勧められた『悟浄出世』『悟浄嘆異』で書こうと思ったんだけど、まあいいか。どれでも一緒です。(←おい)
    考えすぎて行動できない知識人が、鬱々と己と世界について思い悩む話ですな。(←だから断定すな。)
    ああ、なんだか若かりし頃のおのれを思い出すようだわあ。わあわあ。
    こんな人たちにはやはりこの箴言こそが。

    「考えるな!感じるんだ!」

    李小龍は偉大だった、と言うおはなし。(←それは絶対違う。)

    ●でもなんだかんだ言って中島敦はすばらしいです。
    中国古典物は定番ですが、南方の怪異譚が素敵です。水木しげる御大の絵が似合うと思うんだ。

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著者プロフィール

中島敦

一九〇九年(明治四二)、東京・四谷に生まれる。三〇年、東京大学国文学科入学。三三年に卒業し、横浜高等女学校に国語科教師として就職。職の傍ら執筆活動に取り組み、「中央公論」の公募に応じた『虎狩』(一九三四)で作家としての地位を確立。四一年七月、パラオ南洋庁国語編修書記として赴任。持病の喘息と闘いつつ『山月記』『文字禍』『光と風と夢』等の傑作を書き上げる。四二年(昭和十七)、職を辞して作家生活に入ろうとしたが、喘息が重篤となり、同年十二月に夭折。

「2019年 『南洋通信 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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