谷崎潤一郎 (ちくま日本文学 14)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425140

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  • 1人の作家の多彩な才能を見せて貰える作品集。
    吉野葛の後おって吉野を歩いてみたくなり
    刺青 秘密 の妖しさにくらっとし
    友田と松永の話は 舞台か映画化して欲しくも思い
    母を恋うる記 は、明日の夢に出てきそうでありました。


  • 手のひらに燦爛。

  • 2016年3月新着

  • 刺青
    秘密
    母を恋うる記
    友田と松永の話
    吉野葛
    春琴抄

    「刺青」の優美な文体が好きだった。あと、「友田と松永の話」はすぐに先が読めたが楽しかった。

  • ずっと読まず嫌いだった谷崎純一郎を初読。感想は…
    なにこれ面白いッ。

    「刺青」…「お前さんは真先に私の肥料になったんだねえ」―ぞくぞくするような美しさ。絡新婦の妖しい刺青が目に浮かぶよう。この娘の行く末が恐ろしい。

    「秘密」…秘密があるからこそ魅かれるって、わかる。想像の余地がある方が魅力的に見えるものなんだよなぁ。

    「母を恋いうる記」…ここはどこなんだろう。幻想的な、夢の中。三味線の音がこだまする。

    「友田と松永の話」…友人の友田は何かを隠してる。彼の正体は―。探偵小説のようでぐいぐい読めた。谷崎ってこんな話も書く人だったのか。

    「吉野葛」…歌舞伎や浄瑠璃の知識があればもっと楽しめたであろう作品。いつか吉野の桜を見てみたい。

    「春琴抄」…言わずと知れた代表作。さて読んでみると……いやな女だな春琴。これが「恋は盲目」というやつか。私には佐助どんの気持ちは一生かかっても理解できそうにありませぬ。

    こんなにきれいな文章を書く人だとはつゆ知らず、今まで敬遠していたのがもったいなかった。
    他の谷崎作品も読んでみたい。

  • 『春琴抄』など、代表作も含まれていて、かつ全部がお薦めの作品。読みやすく、谷崎潤一郎をこれから読む人にイチオシの本。どっぷりと彼の世界に浸ってください。

  • 舞台の予習のため、春琴抄のみ読了。舞台楽しみだな。

  • 美麗な文章。読んでいるうちに異世界へ引き込まれる。

  • 甘美でロマンティックな感じ、と思ったけれど、どうなのでしょうね。春琴抄が面白かったです。

  • そうか、こうして台詞書けばいいんだ。
    春琴たんぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ

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著者プロフィール

谷崎潤一郎

明治十九年(一八八六)、東京日本橋に生まれる。旧制府立一中、第一高等学校を経て東京帝国大学国文科に入学するも、のち中退。明治四十三年、小山内薫らと第二次「新思潮」を創刊、「刺青」「麒麟」などを発表。「三田文学」誌上で永井荷風に激賞され、文壇的地位を確立した。『痴人の愛』『卍(まんじ)』『春琴抄』『細雪』『少将滋幹の母』『鍵』など、豊麗な官能美と陰翳ある古典美の世界を展開して常に文壇の最高峰を歩みつづけ、昭和四十年(一九六五)七月没。この間、『細雪』により毎日出版文化賞及び朝日文化賞を、『瘋癲老人日記』で毎日芸術大賞を、また昭和二十四年には、第八回文化勲章を受けた。昭和三十九年、日本人としてはじめて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれた。

「2021年 『盲目物語 他三篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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