ちくま日本文学019 永井荷風 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425195

感想・レビュー・書評

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  • 昔の方とは思えぬ 気の合う作家さん。
    ぶらぶら歩きや、風景、所作の描き方が 目にみえるようで。

  • B918.6-チク-19
    300011715

    明治から戦後まで活躍した荷風の代表的な作品をいくつか入れた本です。わたしが5歳頃まで生きていた作家なので、古くはあってもそれ程大昔の人ではありません。「濹東綺譚」や「すみだ川」など代表作を読むと、現在の東京とはまったく異なる世界が書かれています。また、主人公たちの行動は今の日本人から大きく隔たっています。彼の作品に現れる世界や行動・人生・価値…等々の観点と現代のわれわれが抱くものの違いから、「こんな世界もあるんだ…」と楽しんで欲しいと思います。

  • 2016年3月新着

  • これ以上私を寂しくさせて一体どうするつもりですか。

  • 風景描写がツボにはいった。

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著者プロフィール

東京生れ。高商付属外国語学校清語科中退。広津柳浪・福地源一郎に弟子入りし、ゾラに心酔して『地獄の花』などを著す。1903年より08年まで外遊。帰国して『あめりか物語』『ふらんす物語』(発禁)を発表し、文名を高める。1910年、慶應義塾文学科教授となり「三田文学」を創刊。その一方、花柳界に通いつめ、『腕くらべ』『つゆのあとさき』『濹東綺譚』などを著す。1952年、文化勲章受章。1917年から没年までの日記『断腸亭日乗』がある。

「2020年 『美しい日本語 荷風 Ⅲ 心の自由をまもる言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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