林芙美子 [ちくま日本文学020]

著者 :
  • 筑摩書房
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425201

感想・レビュー・書評

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  • 蒼い海風も
    黄いろなる黍畑の風も
    黒い土の吐息も
    二十五の女心を濡らすかな

    (P10 「自序」)

    うわあ。
    これは、むせてしまいそうなぐらい濃密な詩だな。
    若い頃にこんな詩を読んだら眠れないな。

    前卷の梅崎春生は福岡市中央区の生まれだが、林芙美子は福岡県門司市の生まれ。
    あっちが福岡市なら、こっちは北九州市というわけだ。
    作中に出てくる方言がいい。
    これは小倉弁なのかな。(福岡の人に言わせると、博多弁、久留米弁、小倉弁はそれぞれ違うそうだが、長年福岡に住んでいてもよくわかりません)

    「いやしかのう、この子は……腹がばりさけても知らんぞ」
    「章魚の足が食いたかなア」
    「何云いなはると! お父さんやおッ母さんが、こぎゃん貧乏しよるとが判らんとな!」
    (p23「風琴と魚の町」)

    どれも魅力的な作品集。
    代表作「放浪記」「浮雲」はぜひ読んでみたいな。

  • 結構すき

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著者プロフィール

1903-51。代表作に『放浪記』。

「2017年 『浮雲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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