ちくま日本文学023 幸田露伴 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425232

感想・レビュー・書評

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  • 言葉の並べ方、音感がとっても好き。気前の良い、気持ちのいい文章で、さっぱりとした読後感が癖になる。もっと読みたい!!ずっと読んでたい!!からりとして、いい意味でかっこつけ、義理も人情もある昔気質の男前、そんな印象。

  • とても流暢な文体で読みやすかった。

  • 漢語の深い教養を浴びるように感じられる。『蒲生氏郷』の、歴史に対する私見の置き方がなかなか好きである。

  • 作品ごとに 印象がだいぶ変わる作家さんだなぁ。

  • 2014/12/28読了。
    蒲生氏郷残しでやっと読了。中身としては何か起こるわけでもなく、様々な修飾語を並べて場面・景色・情景を説明してるのが印象的。以前はこういった文章が評価されたのか。今出版してもきっと売れない。そもそもなかなか読めない(笑)

  • ブックオフ高松新屋島、¥450.

  • いいよ露伴。

  • 正統派ながらわき道に反れる感じ。

    厳格ながらもタダの真面目では済まさないぞっていう。

    ちょっと前の作家さん達は主義が光る感じが読んでてたまらんす。

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著者プロフィール

1867年(慶応3年)~1947年(昭和22年)。小説家。江戸下谷生まれ。別号に蝸牛庵ほかがある。東京府立第一中学校(現・日比谷高校)、東京英学校(現・青山学院大学)を中途退学。のちに逓信省の電信修義学校を卒業し、電信技手として北海道へ赴任するが、文学に目覚めて帰京、文筆を始める。1889年、「露団々」が山田美妙に評価され、「風流仏」「五重塔」などで小説家としての地位を確立、尾崎紅葉とともに「紅露時代」を築く。漢文学、日本古典に通じ、多くの随筆や史伝、古典研究を残す。京都帝国大学で国文学を講じ、のちに文学博士号を授与される。37年、第一回文化勲章を受章。

「2019年 『珍饌会 露伴の食』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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