ちくま日本文学031 夢野久作 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
4.10
  • (41)
  • (33)
  • (21)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 383
感想 : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425614

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最高。

    夢野久作は、どうしても『ドグラ・マグラ』が先行しがちだけど、あんな何回読んでも訳わからない小説(笑)よりは、初めて夢野久作を読む人には断然オススメ。
    予想外に読み易いですね。
    笑い、大いにアリ(意外にも!)
    シュールさアリ
    グロさアリ
    何よりも、どの作品も、オチが好き。


    『いなか、の、じけん 抄』
    これ好きなのです、とても。
    全編読みたい。
    全集に載ってるかな。
    “スイートポテトー”(笑)

    『瓶詰地獄』
    多くを読んでないので、わからないが、夢野久作作品では、兄と妹(もしくはそれに似たような)の関係って、結構キーかな?と思う。

    『押絵の奇跡』
    これまた兄と妹系。夢野作品は、手紙文で進行したり、語り手のはなし言葉で進行することが多い。そこから湧く、狂気や恐怖がたまらない。

    『氷の涯』
    これ凄い面白かった!
    ラストがとても好き。

    『人間腸詰』
    基本グロな話。
    ただ、所々、しょーもないトコで吹いたのも事実。
    ノスタルジー→ノスタレジー→野垂れ死に→ノスタレ爺→ノスタレ→禿頭の赤ッ鼻のノスタレ
    (笑)

    『猟奇歌』
    一番シビレた。
    背中がゾクっとした。
    文学すげー!って再確認できた。

    『謡曲黒白談』
    お祖母さんのエピソードに笑った。

    『杉山茂丸』
    かなり凄い人だったもよう。

  • ゆめのワールド

  • 懐かしくなって購入
    いなかのじけんは流石と唸りたくなる話で、昨今のポリコレ、コンプラなんのそのな内容盛りだくさんで、思わず笑みが溢れました。

  • 僕にはどうしても夢野久作を読まなければならない時期があって、2022年の8月は何度も寄せては返す幾多もの波のうちの一回が浜辺を濡らしたときだった。
    こういうふうに文庫で軽々と久作さんを読むことができるウレシサ、嘘っぽさ。やっぱりあの、全集で開いてこそ久作さんは久作さん足り得るのかもシレナイというのに。

  • 日常でイライラした時、殺意が湧いた、殺したいと思うこともあるだろうが(本気で思っているのではなく表現として)その時は猟奇歌を口ずさんで何とか怒りを収めたいと思った。

  • 「いなか、の、じけん(抄)」
    「瓶詰地獄」★★★
    「押絵の奇蹟」青空文庫
    「氷の涯」wiki
    「人間腸詰」★★★
    「猟奇歌」青空文庫
    「謡曲黒白談 より」
    「杉山茂丸」

  • 夢野久作シリーズに慣れていれば
    この世界観は、すっと、受け入れられる
    初見だと、引いてしまうかも

    ドグラマグラからの、この作品だったからか、
    まあ、夢野久作なら、こんな感じよね。と
    思えた

    読みながら、ぞくぞくできる
    意味が分かると、怖い話
    そう思ってても、理解したくて
    もう一度遡って読みたくなるところもある

  • 収録されている「人間腸詰」「猟奇歌」を読みたくて図書館で借りる。どちらも衝撃がありすぎた。「人間腸詰」は、最後に恐ろしい描写があった。髪って怖いわ。「猟奇歌」も衝撃的。日常の中で猟奇的なことがふっと頭をかすめる…自分のそんな経験を思い出してしまう。

  • いなか、の、じけん 抄
    瓶詰地獄
    押絵の奇蹟
    氷の涯
    人間腸詰
    猟奇歌
    謡曲黒白談 より
    杉山茂丸

全32件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

夢野久作
明治22 (1889)年1月4日福岡に生まれる。本名杉山泰道。幼名直樹。法号萠圓。父杉山茂丸は近代における政界の黒幕といわれた。旧制修猷館中学を卒業後、近衛歩兵連隊に入隊。慶応義塾大学に入学後、大正2(1913)年に中退。放浪生活ののちに出家し、僧侶となる。大正6(1917)年に還俗し、父の出資による農園を経営する傍ら執筆を開始。結婚し、喜多流の謡曲教授となる。大正8(1919)年に九州日報に入社、記者となる。大正15 (1926)年に「あやかしの鼓」を発表し作家活動を始める。昭和10(1935)年「ドグラ・マグラ」を出版。昭和11年(1936)3月11日逝去、享年47歳。

「2022年 『定本 夢野久作全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夢野久作の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×