ちくま日本文学031 夢野久作

  • 筑摩書房 (2009年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480425614

みんなの感想まとめ

多様なテーマと独特のスタイルが魅力の作品群は、初めての読者にも親しみやすい印象を与えます。シュールでありながらもグロテスクな要素を含み、笑いを誘う場面も多く、特に短編では狂気が際立っています。兄妹の関...

感想・レビュー・書評

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  • ・瓶詰の地獄
    ・押絵の奇跡
    ・人間腸詰が胸糞で最高

  • 最高。

    夢野久作は、どうしても『ドグラ・マグラ』が先行しがちだけど、あんな何回読んでも訳わからない小説(笑)よりは、初めて夢野久作を読む人には断然オススメ。
    予想外に読み易いですね。
    笑い、大いにアリ(意外にも!)
    シュールさアリ
    グロさアリ
    何よりも、どの作品も、オチが好き。


    『いなか、の、じけん 抄』
    これ好きなのです、とても。
    全編読みたい。
    全集に載ってるかな。
    “スイートポテトー”(笑)

    『瓶詰地獄』
    多くを読んでないので、わからないが、夢野久作作品では、兄と妹(もしくはそれに似たような)の関係って、結構キーかな?と思う。

    『押絵の奇跡』
    これまた兄と妹系。夢野作品は、手紙文で進行したり、語り手のはなし言葉で進行することが多い。そこから湧く、狂気や恐怖がたまらない。

    『氷の涯』
    これ凄い面白かった!
    ラストがとても好き。

    『人間腸詰』
    基本グロな話。
    ただ、所々、しょーもないトコで吹いたのも事実。
    ノスタルジー→ノスタレジー→野垂れ死に→ノスタレ爺→ノスタレ→禿頭の赤ッ鼻のノスタレ
    (笑)

    『猟奇歌』
    一番シビレた。
    背中がゾクっとした。
    文学すげー!って再確認できた。

    『謡曲黒白談』
    お祖母さんのエピソードに笑った。

    『杉山茂丸』
    かなり凄い人だったもよう。

  • ゆめのワールド

  • 「押絵の奇蹟」と「氷の涯」は筋を追うことができなかったのが残念。一方で「いなか、の、じけん」と「猟奇歌」はいい。短編の狂気が光る。

  •  

  • 懐かしくなって購入
    いなかのじけんは流石と唸りたくなる話で、昨今のポリコレ、コンプラなんのそのな内容盛りだくさんで、思わず笑みが溢れました。

  • 僕にはどうしても夢野久作を読まなければならない時期があって、2022年の8月は何度も寄せては返す幾多もの波のうちの一回が浜辺を濡らしたときだった。
    こういうふうに文庫で軽々と久作さんを読むことができるウレシサ、嘘っぽさ。やっぱりあの、全集で開いてこそ久作さんは久作さん足り得るのかもシレナイというのに。

  • 日常でイライラした時、殺意が湧いた、殺したいと思うこともあるだろうが(本気で思っているのではなく表現として)その時は猟奇歌を口ずさんで何とか怒りを収めたいと思った。

  • 夢野久作シリーズに慣れていれば
    この世界観は、すっと、受け入れられる
    初見だと、引いてしまうかも

    ドグラマグラからの、この作品だったからか、
    まあ、夢野久作なら、こんな感じよね。と
    思えた

    読みながら、ぞくぞくできる
    意味が分かると、怖い話
    そう思ってても、理解したくて
    もう一度遡って読みたくなるところもある

  • 収録されている「人間腸詰」「猟奇歌」を読みたくて図書館で借りる。どちらも衝撃がありすぎた。「人間腸詰」は、最後に恐ろしい描写があった。髪って怖いわ。「猟奇歌」も衝撃的。日常の中で猟奇的なことがふっと頭をかすめる…自分のそんな経験を思い出してしまう。

  • いなか、の、じけん 抄
    瓶詰地獄
    押絵の奇蹟
    氷の涯
    人間腸詰
    猟奇歌
    謡曲黒白談 より
    杉山茂丸

  • 以前読んだドグラ・マグラよりもずっと読みやすく思った以上に面白かったのでどんどん読むことが出来た。
    ドグラ・マグラのような抽象的というか、ああいった作品を書いているのかと思っていたので、この短編集は意外で楽しめた。

  • いくつかの作品は再読(というか『氷の涯』を再読するために読んだようなもの)。やはりベストは『氷の涯』。それ以外では、『いなか、の、じけん』は笑えるし、『杉山茂丸』も落としどころとしてはいい。

  • 気持ち悪いのに美しい。クセになっちゃう。

  • ※収録作品
    「いなか、の、じけん(抄)」「瓶詰地獄」「押絵の奇蹟」「氷の涯」「人間腸詰」「猟奇歌」「謡曲黒白談 より」「杉山茂丸」

  • 氷の涯と人間腸詰が面白かった。瓶詰地獄は丸尾先生が漫画化してたからいつかどんな風に漫画になっているのか読んでみようと思う。ドグラマグラ読み直そうかって気になってきた

  • 【内容紹介】

     ・いなか、の、じけん 抄
     ・瓶詰地獄
     ・押絵の奇蹟
     ・氷の涯
     ・人間腸詰
     ・猟奇歌
     ・謡曲黒白談より
     ・杉山茂丸

  • 瓶詰地獄はいわずもがな、猟奇歌はとても美しかった。

  • Jブンガクの2010年4月号に紹介記事がありました。

    これまで夢野久作は読んだ事がなかったので新鮮でした。

    全集なども出ていることを知りました。

  • ふつうに一般の本屋で購入しました。私も若いころは夢野久作先生を読み漁りました。もう、世界観がたまりませんなあ。気持ちいですなあ。グロくて気持ち悪いのがいいのだよ。美しき筆致。、永遠なれ、夢野ワールド。

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著者プロフィール

夢野 久作(ゆめの・きゅうさく):1889-1936。福岡県生まれ。本名杉山泰道。幼名直樹。政治結社玄洋社系の杉山茂丸を父にもつ。修猷館から近衛歩兵第一聯隊に入隊し満期除隊。慶應義塾中退。農園経営、僧侶、謡曲教授、新聞記者など様々な職業を経験。1926年、雑誌「新青年」に「あやかしの鼓」が入選し本格的な作家デビューとなる。日本探偵小説界の三大奇書『ドグラ・マグラ』他、「死後の恋」「瓶詰地獄」など、狂気で妖しい独自の世界観、1人称の独白体や書簡体形式の特徴的文体など、今もなお読者を魅了し続ける。筆名は「ぼんやりして夢ばかり追う間の抜けた人間」を指す博多地方の方言。

「2026年 『冗談に殺す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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