金子光晴 (ちくま日本文学)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425683

感想・レビュー・書評

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  • 茨木のり子の詩でたまに登場する詩人なので、興味を持
    って読んでみた。詩も文章も、すごい。
    描かれている風景やモティーフは、色々な面でなまぐさいものが多い。凄惨、淫猥、汚穢、放蕩。著者自身の嫌な感情も。にもかかわらず、言葉があんまり華麗で、しかもなまぐささ自体に執着する感じもなく、情のべたつきがない。自伝にしてもかなり破天荒なのだが、どこか突き抜けて爽快感がある。

  • 恋人よ。
    たうとうぼくは
    あなたのうんこになりました 【もう一遍の詩より抜粋】

    2歳のとき、14しか違わぬ養母にひきとられる。 中学2年生のとき漢学に興味を持ち、読書にふけり、2百日近く休学、落第。
    18歳で卒業。
    その後、早稲田大学、東京美術大学日本画科、慶応義塾大学、すべて入退学している。
    四十をすぎると、妻の男性関係、という問題に直面する。

    『鮫』という詩がよかった
    時代が違うということは、日常ひとつとっても衝撃的。
    自伝がおもしろかった。
    古語は味があるけど
    頭のなかのテンポがずれる。

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著者プロフィール

一八九五(明治二八)年愛知県生まれ。詩人。早大、東京美術学校、慶大中退。一九一九(大正八)年第一詩集『赤土の家』刊行後渡欧し、ボードレール、ヴェルハーレンに親しむ。二三年詩集『こがね蟲』で詩壇に認められる。二八年作家である妻・森三千代と東南アジア、ヨーロッパ放浪の旅に出発(三二年帰国)。三五年詩「鮫」を発表以来、多くの抵抗詩を書く。詩集に『落下傘』『蛾』『女たちへのエレジー』『人間の悲劇』『IL』、小説『風流尸解記』、自伝『どくろ杯』『ねむれ巴里』『西ひがし』などのほか、『金子光晴全集』(全十五巻)がある。一九七五(昭和五〇)年没。

「2021年 『金子光晴を旅する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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