堀辰雄 (ちくま日本文学)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 79
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425690

感想・レビュー・書評

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  • まるまる一冊堀辰雄ワールドを堪能できる傑作集。

    「幼年時代」がとても良い。彼の複雑な生い立ちについて触れられているのだが、それも筆者の幼い頃の思い出の場所やお気に入りだったもの・風景についての愛にあふれた繊細な描写を際立たせるアクセントのようになっている。いろいろと家族や周りの人々は皆苦労をしているが、幼い筆者はそんな中でも愛されて育ったのだな、と感じる作品。

  • 2016年3月新着

  • (図書館)

  • 通勤車内で読み終わり、最後に年譜を眺めて驚いた。60年前の今日、亡くなった人だったのだ。偶然にしてなにか嬉しい。
    古い翻訳小説のように「俺は俺の中の…」「お前はお前の父と…」と、人称を全部訳したみたいな律儀さがなぜか印象に残る。「幼年時代」「姨捨」が好みであった。

  • 国語の授業で「風立ちぬ」の一部を読んだので図書館で借りた。

  • はじてめ堀辰雄読んだ。
    描写できれいな作家。情景描写なのに、感情的。
    『風たちぬ』よかった。
    「あなたの髪に雪がついてるの」、あれはずるい。
    なんとなく宮沢賢治の「永訣の朝」を思い出した。

    その他の短編は微妙。

  • 有名なのはやはり「風立ちぬ」でしょうか。
    私小説的な話が多いです。ドラマティックな展開がある訳でもなく、終始淡々と話が進みます。
    作者自身が肺の病を患ってたためかそれ系の暗い話というか切ない話です。

    たまにはこんな作品も触れてみるのもいいものです。

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著者プロフィール

ほり・たつお
1904(明治37年)~1953(昭和28年)、日本の小説家。
代表作に
『風立ちぬ』『美しい村』『菜穂子』『大和路』など多数。

「2017年 『羽ばたき 堀辰雄 初期ファンタジー傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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